メモリアル オブ 朝夏まなと様 宙の太陽まぁ様の軌跡を振り返る⑪
エリザベート上演決定
2015年11月、以前から噂があった宙組『エリザベート‐愛と死の輪舞‐』の上演が正式に発表されました。陽のイメージが強いまぁ様が黄泉の帝王トートを演じられる!最初は全く想像が付きませんでした。ですが、まぁ様はいつも想像の遥か上をいく完成度の高いものを見せてくださる方。まぁ様率いる宙組の『エリザベート』には期待しかありませんでした。
こちらが想像の遥か上をいくまなトート閣下
これまでのトートのイメージを覆す、黒髪ストレートロングヘアー!(実際は紫やカーキなどが混ざっていて完全な黒髪ではないのですが)。怪しくも美しいまなトート様に一瞬で黄泉行き!。よく見ると、まぁ様の瞳は深い青色。そして手元はさりげなくみりおんシシィの腰を抱いている!。不安げな表情のみりおんちゃんもイイ!。…先行画像を拡大して隅々までしげしげ眺めていたあやさんでした(笑)。
エリザベート 制作発表
2016年4月15日、東京・帝国ホテルにて「エリザベート-愛と死の輪舞-」の制作発表会が行われました。
まぁ様に「核心をつくトートを創ってくるだろう」と期待を込める演出の小池先生。
小池:彼女たちは9代目なわけですけれども、朝夏のアプローチが、いろんなものをそぎ落として核心をついている気がして、『あーっ』と思いました。
正直に申し上げて想像以上でした。歌が非常に歌えるようになったのも、彼女の精進の賜物だと思います。
朝夏:初ゼリフで『病人がいるんだ!』というひと言をいただいたんですが、このひと言が言えなくて。特訓していただいた覚えがあります。
とても思い入れのある作品でトートという役に挑戦させていただくこと、とてもプレッシャーではありますが、先ほど先生がおっしゃった『核心をついた、そぎ落としたトート』とはなんなのか、自分なりに考えて突き詰めていきたい。
かねてから理想として掲げる”太陽のような存在”とは真逆であるトートを演じるにあたり、まぁ様は「ネガティブなものの捉え方をしてみたり。人に迷惑をかけない範囲でちょっとやってみました」と、笑わせておられました。
こちらの動画で少しだけ宙組『エリザベート』の制作発表の映像を見る事が出来ます。
宝塚歌劇宙組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』
いないいないまあ?!
タカラヅカカフェブレイクでは『まあさまといっしょ』に次ぐ新コーナーが放送されました。その名も「いないいないまあ~」。出演は前回と同じくまぁ様とみりおんお姉さん。『「エリザベート」でトートを演じるまぁさまが、一足早く黄泉のくにからやってきて、みんなの質問に答えちゃうよ!!』という設定らしい(笑)。まぁさま、いつから黄泉のくにに住んでたの(笑)。
前回と変わらず超がつくほどハイテンションなみりおんお姉さんと、更にクールなまぁ様による一問一答。なかなかシュールで面白かったです(笑)。
いないいないまあ~! Q&A全集
第一回目の質問:「花組に組配属されて初めての『エリザベート』、当時の思い出は?」
まぁ様の回答:「初台詞を頂きました。「病人がいるんだっ!」…です」
「みなさんご一緒に~!いないいな~い、まあ~!!!」と、元気に手を振るみりおんちゃんを無表情で見つめるまぁ様(笑)。
第二回目の質問:「まぁ様が「これぞトート閣下」と思うセリフは?」
まぁ様の回答:「…これはとっておきたいなぁ、本番まで」
ですよね~(笑)。いないないしながら、まぁ様の様子を窺っているみりおんちゃんが可愛い。みりおんお姉さんもね、ほんとはエリザベート様なんだよ~!!!
第三回目の質問:「朝夏さんとトート、似ているところは?」
まぁ様の回答:「まだ見つからない」
まぁ様、考えてる考えてる(笑)。「ですよね(笑)」と笑っちゃうみりおんお姉さん。つられて笑っちゃうトート閣下まぁさま。
第四回目の質問:「明日世界が終わるとしたら、最後にどんなダンスをしたいですか?」
まぁ様の回答:「…難しい質問だね」
それは答えなのだろうか(笑)。そして俯いて笑いをこらえているまぁ様。今日こそ一緒にいないいないまぁ~!をして貰おうと頑張る、みりおんお姉さん♡(してもらえず)
第五回目の質問:「子供の頃に家族と決めていた約束事やルールは?」
まぁ様の回答:「覚えてない」
みりおんお姉さん:「…大変恐縮なのですが、思い出していただいてもよろしいですか?」
まぁ様:「暗くなる前に帰る」
みりおんお姉さん:「いいご家庭ですね」
まぁ様:「だろ」
遠くからスタッフさんの笑い声が聞こえる(笑)。まぁ様、今回はちょっと片手を挙げてくれたので、嬉しそうなみりおんお姉さんでした。
第六回目の質問:「朝夏さんが一目惚れした経験は?」
まぁ様の回答:「あります」
みりおんお姉さん:「(゜o゜)!!!…何にですか?」
(みりおんちゃん、そこ、「誰に?」じゃないんだ…(笑))
まぁ様:「子猫」
みりおんお姉さん:「子猫に負けないように頑張ります!(泣)」
今回はついに!!!ついにまぁ様が!!!いないいないまぁ~をやってくれた!!!記念すべき回でした!。
第七回目の質問:「つけ爪は不便じゃないですか?」
まぁ様の回答:「不便です」
完全に笑ってしまうまぁ様。そして今回も一緒にいないいないまぁ~をやってくれたまぁ様でしたが、嬉しすぎて「いないいないばぁ!」と言ってしまったみりおんお姉さんに「ばぁ!じゃなくて、まぁ!でしょ」と突っ込みを入れる場面も(笑)。
第八回目の質問:「朝夏さんが思う、実咲さんの可愛いところ、美しいところは?」
まぁ様の回答:「心」
みりおんお姉さん:「…ありがとうございました!!!(何故か過去形)」
今回がラストQUESTION!。最後は可愛くいないいないまぁ~で締めておられました。可愛い♡。はー、まぁみり最高ですね♡
TAKARAZUKA Cafe Break より
九州凱旋! 博多座公演『王家に捧ぐ歌』
『エリザベート』上演の期待と興奮が冷めやらぬ、2016年の5月。宙組は博多座チームとシアタードラマシティ/KAAT神奈川芸術劇場チームの二組に分かれて公演。まぁ様率いる博多座チームは『王家に捧ぐ歌』を新キャストで再演されました。まぁ様はもちろんラダメス役。地元九州での凱旋公演となりました。
やや王子様感があった大劇場公演でのラダメスより、更に大きく将軍らしさの増したラダメス。アイーダを包む包容力も増して、客席中を包み込むような深さのある演技に涙しました。
まぁ様の涙
この博多座公演の直前、九州地方で大地震が起きました。その被害も残るなか上演された本公演。佐賀県出身のまぁ様も地元で起きた大きな自然災害に心を痛めておられたことでしょうが、一か月に及ぶ舞台を真摯に務め上げられました。
千秋楽の2016年5月28日、終演後にはまぁ様のご挨拶がありました。しっかりとご挨拶を述べられ笑顔で手を振っておられたまぁ様。カーテンコールで再び幕が上がると、客席からの大拍手を受けて一歩前に。そして再び話し始められたのですが、突然言葉に詰まったかと思うと、その大きな瞳から大粒の涙が零れたのです!。
トップスターに就任されてからというもの、まぁ様が人前で涙を見せられることは無かったので、まぁ様の突然の涙にこちらが貰い泣きしてしまいました。想像以上に大きな不安とプレッシャーを抱えて舞台に立っておられたのだということに改めて気づかされ、それでも組子を引っ張り、私達に最高の舞台を魅せ続けてくださったまぁ様。この人をこれからも真剣に応援しようと心から誓った瞬間でもありました。
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