ミルクとシロップ

ご訪問ありがとうございます♪ 大好きな宝塚についてのブログです。ご贔屓は朝夏まなとさん。まぁ様のお話が極端に多いです。

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メモリアル オブ 朝夏まなと様 番外編③ 朝夏まなと様×真風涼帆様 後世に語り継がれる名コンビ 前編

異色のカラーが惹き立てるお互いの魅力

 7代目宙組トップスター朝夏まなとと8代目で現宙組トップスター真風涼帆様。まぁ様のトップ在任中、二番手男役として最後まで一番近くでまぁ様を支えておられたのが真風さんでした。まぁ様の大劇場お披露目公演から退団公演まで、ガッツリタッグを組んでおられたまぁまかコンビ。ずっと二人三脚で走って来られたお二人の絆はとても深いです。

 

 パッと見全くと言っていいほどタイプの違うまぁ様と真風さん。陽のオーラを持つまぁ様が中性的でエレガントなタイプの男役さんだったのに対して、真風さんはどちらかというと陰のタイプ。見た目もリアル男子顔負けの涼やかなカッコよさと迫力のある舞台姿が魅力の男役さんです。

 

 一見異色すぎるコンビ…ですが、お二人のこのカラーの違いこそが、お互いの魅力を更に引き出し惹き立る、当時の宙組の”最強の武器”だったのです。

 

まぁまか 名コンビによる作品を振り返る

 

まぁ様トップお披露目公演『王家に捧ぐ歌』

 

 

 

ラダメス…朝夏まなと

ウバルド…真風涼帆

 

ギャラリー | 宙組公演 『王家に捧ぐ歌』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 エジプトの将軍ラダメスとエチオピアの王子ウバルドを演じられたお二人。初共演は敵同士でした。まぁ様の美しく凛々しい将軍姿はどこまでも真っ直ぐでクリーン。これぞトップスター!という印象を受けました。対する真風さんは宙組に新しい風を巻き起こす、迫力のあるスターオーラを魅せつけておられました。

 

 フィナーレの男役群舞ではまぁ様をバックハグする真風さん(!)という新鮮な振りが付いており、この頃から「まぁ様を抱きしめていいのは、ゆりかちゃんだけ!」が定説となりましたね~(笑)。ほんの一瞬目を見合わせて照れ笑いするお二人も微笑ましかったです。

 

全国ツアー公演『メランコリック・ジゴロ -あぶない相続人-』

 

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ダニエル…朝夏まなと

スタン…真風涼帆

 

宙組公演『メランコリック・ジゴロ』より 

 

 続く全国ツアー公演で初めてガッツリコンビを組まれたお二人。お二人とも友人役を演じられることをとっても喜んでおられましたね。落ち着いたキャラクターながら要所要所で笑いを取るまぁ様と、普段からは想像もつかない早口でまくしたて(笑)、絶妙なセンスでドッカンドッカン笑いをとる真風さん。まだ二作目とは思えない程バッチリ息の合ったお二人の掛け合いが見どころでした。

 

 またお二人は足が長くてスタイルが良いので、スーツ姿で隣に並んでおられるお姿は眼福でしたね♡。

 

Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』

 

 

ウィリアム・シェイクスピア朝夏まなと

ジョージ・ケアリー…真風涼帆

 

宙組『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』『HOT EYES!!』|宝塚歌劇 DVD・ビデオ・CD専門ショップ|TCAショップ

 

 劇作家とパトロンという実在の人物がモデルの役を演じられたお二人。まぁ様のピュアな魅力と真風さんの大人の色気が合わさり、また新たなまぁまかを見せてくださいました。利用しようとしたウィルを結局最後は身を挺して庇うジョージ。生田作品らしい心温まるハートフルな作品で、まぁまかの絆が更に深まりました。

 

初のオリジナルショー『HOT EYES!!』

 

 

ギャラリー | 宙組公演 『Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』『HOT EYES!!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 『Shakespeare~』に付随のショー『HOT EYES!!』は、まぁ様の瞳をテーマにした、新生宙組初のオリジナルショーでした。全編通して見どころ満載の作品ですが、まぁまかを語る上で外せないのが”Dark EYES”の場面。妖艶なヴァンプに扮するまぁ様が、ジゴロ・真風さんを誘惑します。お二人の表情、ダンスのひと振りを、思わずオペラグラスを掴み潰してしまいそうなくらい(笑)毎回真剣に見つめていたのを思い出します。

 

エリザベート -愛と死の輪舞-』

 

 

トート…朝夏まなと

フランツ・ヨーゼフ…真風涼帆

 

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宙組『エリザベート ー愛と死の輪舞ー』|宝塚歌劇 DVD・ビデオ・CD専門ショップ|TCAショップ

 

 大劇場三作目の『エリザベート-愛と死の輪舞-』は日本上演20周年の記念公演でもありました。まぁ様は黄泉の帝王トート、真風さんはオーストリー皇帝フランツ・ヨーゼフ一世を熱演。お二人の直接的な絡みはありませんでしたが、ヒロインエリザベートを愛する二人の男、生と死の対比を見事に表現されていました。

 

バレンシアの熱い花』

 

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フェルナンド・デルバレス…朝夏まなと

ラモン・カルドス…真風涼帆

 

宙組公演『バレンシアの熱い花』 より

 

 九州出身のまぁまかコンビにとって凱旋公演となった全国ツアー公演『バレンシアの熱い花』『HOT EYES!!』。お芝居では『エリザベート』に引き続き一人の女性を愛する二人の男を演じておられました。『エリザベート』が相容れぬ関係の二人だったのに対し、『バレンシア~』のフェルナンドとラモンは身分こそ違うものの、確かな友情を育みます。お二人の軽妙なやり取りも見どころ。

 

お芝居自体は悲しく救われないような物語でしたが、どんどん激しくなる真風さんのアドリブにまぁ様が突っ込んでおられたり、くすっと笑える場面もありました。

 

『王妃の館 -Château de la Reine-』

 

 

北白川右京…朝夏まなと

ルイ14世真風涼帆

 

宙組『王妃の館 ―Château de la Reine―』『VIVA!FESTA!』特集|宝塚歌劇 DVD・ビデオ・CD専門ショップ|TCAショップ

 

 浅田次郎の同名小説を舞台化した本作。ルイ14世が現代に現れ、右京たちと行動を共にするという(右京とルイの友情エピソードも)演出は原作にはない宝塚版オリジナル。

 

まぁ様が身振り手振りで全力で笑わせてくるのに対して、あくまでも一定のテンションのまま笑いのツボに落としてくる真風さん(笑)。「ベルサイユへ~♪」の可愛いダンスやハートの投げ合い(笑)も懐かしい想い出です。二人が仲違いしてしまう所は本気で悲しくなりました。最後はちゃんと仲直りしてくれたのでよかった♡。時空を超えての友情でしたね。

 

『VIVA! FESTA!』

 

 

宙組『王妃の館 ―Château de la Reine―』『VIVA!FESTA!』特集|宝塚歌劇 DVD・ビデオ・CD専門ショップ|TCAショップ

 

 『VIVA! FESTA!』は世界の祭りをテーマにしたショー。まぁ様のトップ大劇場4作目はお芝居もショーも笑顔いっぱい!熱さ漲る公演でしたね。

 

 まぁまかで印象的な場面はやはりYOSAKOIソーランの場面。この場面はまぁ様のサヨナラショーでも上演されました。カッコ良い!でもやっぱり美しい♡まぁ様と、「本場の人連れてきたんですか?!」となるくらい「どっこいしょおおおおおーーーーー!!!」がハマり過ぎていた真風さん(笑)。ガッチリ肩を組むまぁ様と真風さんの姿も見られ、まぁまかファンとしては嬉しい限りでした♡

 

 「YOSAKOI」以外では「誇り」の場面も、誇りと野心を演じるまぁまかの対比が素敵でしたね。

 

ギャラリー | 宙組公演 『王妃の館 -Château de la Reine-』『VIVA! FESTA!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

トップさんと二番手さんが二手に分かれて組子を率いるダイナミックなダンスシーンは大好きです。まぁまかのお二人で見られて幸せでした。まぁ様、真風さんに刺されちゃうけど…。ゆりかちゃんにナイフを持たせたらいけない(笑)

 

 

『神々の土地 -ロマノフたちの黄昏-』

 

 

ドミトリー・パブロヴィチ・ロマノフ…朝夏 まなと

フェリックス・ユスポフ…真風 涼帆

 

宙組『神々の土地』『クラシカル ビジュー』 特集|宝塚歌劇 DVD・ビデオ・CD専門ショップ|TCAショップ

 

 まぁ様の退団公演『神々の土地』。トップ娘役不在のまま上演された本公演、まぁ様と退団同期の伶美うららと現宙組トップ娘役星風まどか様によるWヒロインを務められました。…が、常にドミトリーの傍を離れず、実質まぁ様の相手役ポジションだったのが、ドミトリーの親友・フェリックスを演じておられた真風さんでした。ゆりかちゃん、ここに来て二番手男役から裏トップ娘役に昇進?(笑)。

 

実在のドミトリーとフェリックスには♡な関係の噂があったとか。当初そのような演出はしないと公言されていたらしい演出家の上田久美子先生も、まぁまかの並びのあまりの美しさに感銘を受けてしまわれたのか、フェリックスがドミトリーの手を握る、という演出を初日になって急にぶち込んでくるという暴挙に(笑)。

 

まぁ様は「気持ち悪いでしょ~」と笑っておられましたが、お二人ともなかなか楽しんで演じておられましたね。公演が進むにつれ真風さんの手の握り方が、だんだんと熱く深くなっていって、まぁ様の何とも言えない表情が忘れられません(笑)。

 

 余談ですが、まぁ様のトップ在任期間中の大劇場公演では全て貴族を演じておられた真風さん。今だってヒッタイトの皇子なので貴族ですし。なかなか庶民になれないゆりかちゃん~。

 

『クラシカル ビジュー』

 

ギャラリー | 宙組公演 『神々の土地』『クラシカル ビジュー』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 まぁ様をダイヤモンドに、宙組子たちを色とりどりの宝石(ビジュー)にみたてたショー作品です。「サファイヤ」の場面のまぁまか!妖艶なダンスが忘れられません。まぁ様の表情の色っぽさといったら…(照)。

 

東京公演では無くなりましたが、まぁまかによる大技リフト(という名のまぁ様逆さづり)も披露され、ドキドキハラハラな場面でした。最初こそひどく心配していましたが、真風さんの「(まぁ様を)絶対落とすか!」という気迫がビシバシ伝わってきて頼もしかったです。

 

 いよいよ退団公演色の強くなるショー後半アメジストの場面では、再びデュエットダンスを踊られたお二人。

 

宙組『神々の土地』『クラシカル ビジュー』 特集|宝塚歌劇 DVD・ビデオ・CD専門ショップ|TCAショップ

 

言葉は無くとも、固く握った手、温かい眼差し、感謝の涙…お二人がこれまで培ってこられた信頼関係、絆の全てがそこに詰まっていました。銀橋を渡るまぁ様の後姿を見送る真風さんが、時折くしゃっと顔を歪められる度に貰い泣きしていたのを思い出します。

 

 

 

 まぁまかヒストリー、いかがでしたでしょうか。後編ではお二人の出会いから仲良しエピソードなどを振り返りたいと思います。

 

 

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