ミルクとシロップ

ご訪問ありがとうございます♪ 大好きな宝塚についてのブログです。ご贔屓は朝夏まなとさん。まぁ様のお話が極端に多いです。

まいにち ミュージカル まいにち まぁさま♡

ミュージカル『マイ・フェア・レディ』東京公演千秋楽レポ

祝!東京公演千秋楽

 

 2018年9月16日に開幕した東急シアターオーブ公演ミュージカル『マイ・フェア・レディ』が9月30日に千秋楽を迎えました。本公演でのヒギンズ役とイライザ役はWキャスト。千秋楽公演は別所哲也さん神田沙也加さんの”べっかん”コンビで上演されました。

 

 もう一人のイライザである我らがご贔屓・朝夏まなととヒギンズ役の寺脇康文さんの”寺まぁ”コンビは前日の29日に一足早く千秋楽を迎えられ、私にとってもこちらの公演が東京my楽となりました。

 

東京公演の想い出

  

 16日の初日から、まぁ様の回を飛び飛びで観劇していたのですが…二週間、ほんとにあっという間でした。まぁ様はいつもとびきり可愛くて美しくて。お芝居は何度見ても新鮮に感じられましたし、どかんどかんと湧き上がる笑い声、熱の込もった手拍子や拍手、観ている側としてはラッキーでしかないハプニングもあったり…回を追うごとに大きな盛り上がりを見せる公演にひたすら夢中で通い詰めました。

 


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 ほんとはべっかんコンビも観たかったし、まぁ様の回は全通したかったなぁ…。ま、うじうじ後悔せず、次に『マイ・フェア・レディ』が再演されることになったら今度こそ全通しようと思います。えいえいおー!

 

 

  劇場内にあった舞台の模型

 


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こちらは地方公演でも見ることが出来るのでしょうか。すごく細かな造りでした。

 

 

まぁ様が前を歩いておられた特大スクリーン

 

 

 苦労してようやく千秋楽の日に撮影できたのがこちらです。

 


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 いい思い出になりました♡

 

 

スペシャルなお客様

 

 東京公演では毎公演いろんなお客様が観劇に来ておられ、まぁ様もご自身のSNSで嬉しそうに報告されていましたね。千秋楽は元花組トップスターで前回&前々回の『マイフェア~』イライザ役でもある真飛聖と、元花組トップ娘役でまぁ様とは同じ88期生の桜乃彩音が二人揃ってご観劇に。前から2~3列目のセンター辺りに並んで座っておられ、休憩時間もずっとお二人でお話されていました。顔馴染のオーケストラの方々に手を振ったりもされていたかな。後姿までもが神々しいお二人…。

 

客席にお二人の姿を見つけたまぁ様も、嬉しそうに何度も笑顔を向けておられました。ゆうさんと彩音ちゃんはまぁ様の宝塚現役時代から、いつもまぁ様の舞台を欠かさず観に来てくださるので嬉しいです。

 

 この日は他にも宙組組長寿つかさ様の妹さんである元花組男役スター達つかさ様や『エリザベート』、『1789』などの演出家、小池修一郎先生もいらっしゃっていたそうです。達さんには気が付きましたが小池先生は知らなかった…。小池先生が観劇に来られていると「次の小池作品にまぁ様が?!」なんてドキドキしてしまいます(笑)。

 

 ご自身のインスタグラムで。嬉しそうなまぁ様(可愛い♡)

 

 

 

舞台も客席も!大盛り上がりな千秋楽

 

「楽しくて仕方ない」気持ちが伝わる♡まぁ様のお芝居

 

 いつも大きな瞳を輝かせて舞台上を飛んだり跳ねたり走り回ったり…と、天真爛漫な演技が魅力のまぁ様イライザ。千秋楽では一際楽しそうに満面の笑顔で歌ったり踊ったりされていて「イライザとしてここに立っていることが、本当に嬉しくて楽しくて幸せなんだな」ということがひしひしと伝わってきました。

 

 高音の歌唱も完璧。イライザの曲は地声からファルセット、などなかなか難曲揃いですが、最後まで完璧に歌いこなされたまぁ様に拍手。女優デビュー作だというのに難しい台詞を一つも間違える事なく、また他の役者さんの台詞が飛んでしまった時も自然なアドリブでフォローしたりされていて、さすがトップスター!と、改めて感心してしまいました。

 

 大好きなヒギンズ邸でのレッスンの場面では、世界が恋してしまいそう♡な、まぁ様の無邪気な可愛らしさに完全に射抜かれてしまいました。特に忘れられないのがヒギンズ教授が運んできた装置を、まるで小さな子供のような表情で覗き込むところ。

 

ヒギンズ 「これは何だ?」

イライザ 「”し”」

ヒギンズ 「”ひ”、だ!」

イライザ 「”し”」

 

 純真を絵に描いたような瞳で「”し”」と仰っているお顔がもう可愛くて、可愛くて♡。ヒギンズ教授が装置に火をつける様子を、うっすらお口を開けてじーっと見つめていたり、「わかるな?」と言われて勢いよく何度も頷いたり。

 

最後に火を吹き消しちゃうところも、「消えた♡」という嬉しそうな声色が可愛くて忘れられません。あの場面はちょうど舞台転換で暗転するので、まぁ様の表情がよく見えなくて残念。あのお顔を真正面から見ている寺脇さんの心臓を心配してしまうわたし(笑)。

 

 また同じ場面で「ありがとうございます」の発音練習をする件では、少し前の公演から寺脇さんがイライザの復唱の間に「…え”?」というアドリブを挟んでおられたのですが、その時のまぁ様がものすごくキュートなお顔で、小首を傾げて寺脇さんを見つめておられて。これには観ているこちらが悲鳴をあげてしまいました(心の中で)。

 

千秋楽でも同じようなやりとりをされていたのですが、きゅるんっとしたまぁ様のお顔を見た寺脇さんがちょっと笑っておられたようにお見受けしたので「ははん、まぁ様の可愛らしさに思わず笑っちゃったな?」と勝手に推測してニヤニヤ(笑)。

 

まぁ様があまりに可愛くて、一生分の「可愛い」を使い切ってしまうのでは?というくらい心の中で何度も何度も「可愛い!」を叫び続けていました。ほんとに可愛かったー♡。

 

イライザパパのナンバーは手拍子のタイミングバッチリ

 

 『マイフェア~』にはたくさんの曲がありますが、中でも一番盛り上がるのがイライザパパが中心となって歌う『運がよけりゃ』と『教会へは遅れずに』。こちらの大ナンバーではいつからか手拍子が入るのが慣例となりましたが、千秋楽ではいつもなら手拍子が止んでしまうところ(止めなくてもよさそうなのになぁ…と思いながらも先頭を切る勇気もなく手を止めていたところ)も、勢いのある手拍子が止まらず大いに盛り上がりました。まぁ様がいつも仰っていますが、こうやって舞台と客席がひとつになる瞬間っていいなぁ…。

 

イライザの涙に貰い泣き

 

 一幕は男役キャリア(笑)を存分に生かした花売り娘時代や、少女のように無邪気な笑顔を見せるまぁ様イライザでしたが、二幕では気品に満ちあふれたレディに生まれ変わります。それにつれてお芝居もぐっと落ち着いた物腰や話し方に変わり、またヒギンズに対する切ない恋心が垣間見えて思わず貰い泣きしてしまう場面も。

 

 特に舞踏会の後のヒギンズ邸での言い合いの場面では、まぁ様のおおきな瞳から大粒の涙が零れ落ちて胸が締め付けられます。まぁ様の涙にはめっぽう弱いわたし。

 

「嬉しいわ!少しは仕返し出来て!」と憎まれ口を叩いているのに、瞳からは抑えきれない涙が…。一人残されたイライザがヒギンズから貰った指輪を胸に抱きしめ、俯いて嗚咽を漏らす姿には客席からもすすり泣く声が。あまりにいじらしくて思わず抱きしめたくなっちゃう

 

 イライザの涙と言えばお父さんに別れを告げる場面も印象的です。「元気でね」とイライザパパの肩をポンッとするところまでは笑顔なのですが、くるっと振り返った時のまぁ様イライザは必死に涙を堪えている表情で。上手席に座っているとよくわかるのですが、フレディを見上げる大きな瞳がうるうるしていて今にも泣き出しそうなんですね。

 

そんなイライザに腕を差し出して一緒に歩き出すフレディなのですが、千秋楽は腕に絡ませたまぁ様の手をギュッと握ってくれていて感動しました。これ、されている時とされていない時があったので、千秋楽で見せてくださり嬉しかったです。

 

今後に期待?!ヒギンズとイライザのラストシーン

 

 ラストシーンで一人うなだれているヒギンズの姿は、それまで散々「どうしようもない人だなあ」とヤキモキしていたのにも関わらず、素直になれない可哀想な男に思わず同情してしまうような切なさを醸し出しています。そこへイライザが戻ってきて、映画でも有名なヒギンズの「ちょうどスリッパを探していたところだ」という台詞に微笑み合う二人の姿が夕日に照らされ、幕が降ります。

 

いつもこのシーンでまぁ様は頬に涙を光らせておられるのですが、24日の公演時は幕が降りる瞬間に寺脇さんの腕がまぁ様の涙を拭うように上がったのが見えました。「なんて素敵!♡」と、見えない幕の内側に思いを馳せ、それ以来期待して見ていたのですが残念ながらそのような素振りを見せられたのはこの時だけでした。

 

千秋楽では寺脇さんは腕こそ組んでいないものの二人の間にはちょっと距離があり、涙を拭うにはもっと近づかないと無理かなぁ…と、ちょっと残念。今後の公演で距離がぐっと近づいて、涙を拭うところをもっとしっかり見せてくれないかな、と密かに期待しています。

 

千秋楽挨拶

 

 千秋楽のフィナーレは最高潮の盛り上がりでした。カーテンコールも過去最多の5回!もちろんスタンディングオベーション&大拍手の嵐。千秋楽という事で主演の寺脇さんとまぁ様から一言ずつご挨拶がありました。

 

 まずは寺脇さんが「本日は朝夏イライザ・寺脇ヒギンズの東京千秋楽にお越しくださいまして本当にありがとうございました」と感謝を述べられ、「みなさんに上質な時間を過ごして頂こうと、一丸となって頑張って参りました。楽しんで頂けましたでしょうか?」というお言葉に大歓声でこたえる客席。

 

そして朝夏まなとさんです!」と、まぁ様をしっかりご紹介してくださった寺脇さん。寺脇さんの紹介を受け、まぁ様は朝夏まなとです。本日はご観劇誠にありがとうございました」というご挨拶の後、

 

「初日からあっという間に今日が来てしまいました。毎回毎回『マイ・フェア・レディ』の世界に息づくことが出来て本当に幸せで、素晴らしいキャストの皆さまに支えて頂いて、たくさんのお客様にも観て頂いて、一緒に『マイ・フェア・レディ』の世界を体感しているような気分を味わうことが出来ました」と、一言一言噛みしめるように仰っていました。

 

翌日のべっかんコンビの千秋楽についても触れ、「まだまだ全国ツアーもありますので、この『マイ・フェア・レディ』という作品を愛して、そして皆さんに『マイ・フェア・レディ』の一体感を体感して頂けるように、一回一回を大切に努めていきたいと思います。まずは東京公演を無事に終えることが出来て幸せです。本日は誠にありがとうございました!」と締めておられました。

 

これまでは「寺脇さん」と呼んでおられたまぁ様でしたが、いつの間にか「寺さん」になっている♡。ほんとに素晴らしいコンビネーションでした。まぁ様の相手役が寺脇さんで良かったな。

 

 また初日同様寺脇さんはまぁ様をきちんとスター扱いしてくださっていて嬉しかったです。まぁ様の方が遠慮されているようでしたが、一生懸命まぁ様を目立たせよう目立たせようとしてくださる寺脇さんに、ただただ感謝でした。

 

お互いに先を譲り合うお姿が面白くて、寺脇さんも「夫婦漫才じゃないんですよ?(笑)」と、お茶目な一言。マーメイドドレスのまぁ様がちょこちょこ小走りしている間に、寺脇さんが先回りして捌け、まぁ様を少しでも長く舞台に残そうという粋な計らいも。

 

 最後に寺脇さんはもう一度まぁ様に「ひと言をお願いします」と言ってくださり、ファンの気持ちを汲んで下さっているのが伝わりました。本当にありがとうございました。

 

まぁ様は「皆さま本当にありがとうございます。『マイフェアレディ2018』が皆さまの心に少しでも残りますように♡。本当に、ありがとうございました!」と、ご挨拶。

 

「~でありますように」っていう言い方は宝塚現役時代もよくされていたので懐かしい気持ちになりました。

 

 初日のような投げチューを期待していたのですがそれはなく(残念)、まぁ様は淑女然とした優雅な微笑みで客席に向かって何度も手を振ってくださいました。まぁ様の投げチュー大好き人間なので、地方公演のどこかでまた披露してくださらないかしら、と期待しつつ…次は梅田、そして大千秋楽の大分でまぁ様イライザちゃんに再び会えることを楽しみにしています。

 

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朝夏まなと&神田沙也加の新イライザ誕生 ミュージカル『マイ・フェア・レディ』開幕 - 2018年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド

 

 

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