ミルクとシロップ

ご訪問ありがとうございます♪ 大好きな宝塚についてのブログです。ご贔屓は朝夏まなとさん。まぁ様のお話が極端に多いです。

まいにち ミュージカル まいにち まぁさま♡

ミュージカル『マイ・フェア・レディ』初日公演観劇レポート その②

 

くるくる変わるまぁ様の表情から目が離せない!

 

マイ・フェア・レディ』レポその①はこちらの記事で

 

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 精一杯のお洒落をして、レッスン料として持てるだけのお金を持ち、意気揚々とヒギンズ邸に乗り込んだイライザ。書斎に姿を現したイライザを見て、ビックリ仰天なヒギンズ教授とピッカリング大佐。後ろに控えるピアス夫人も渋い表情…。それもそのはず、イライザの一張羅はど派手なオレンジ色の羽根が付いたつば広の帽子に、ちぐはぐなジャケットとロングスカート。まぁ様は背も高いので、この不思議な恰好が舞台上で目立つ、目立つ(笑)。ヒギンズ教授からは「あばずれ」だの「小汚い宿無し」だの…酷い言われようです。

 

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朝夏まなと“新プリンセス”へ華麗なる変貌!ミュージカル『マイ・フェア・レディ』ゲネプロレポート | エンタステージ

 

 初めて入るのだろう豪華な邸宅にソワソワ落ち着かない様子のイライザ。それでも瞳は期待と興奮でキラキラしているのが印象的でした。

 

イライザはヒギンズ邸の大きなソファーに腰掛けるよう言われます。ヒギンズ教授に「座れ!」と命令されても、ピアス夫人に「お座りなさい」と諭されても、ぷいっと横を向いていたイライザちゃんでしたが、ピッカリング大佐に「もし良かったらお掛けください、ミス・ドゥ―リトル」と紳士的に勧められて初めて、気をよくして腰を下ろすところがイライザらしいですね。「そんなに言うなら座ってやってもいい」と言いながらも、心から嬉しそうなホクホク顔が可愛い。

 

またまたまぁ様は男役よろしく大きく足を開いてドカッと座っておられましたが、そのままソファーの弾みに任せてポフポフ跳ねてる姿がなんとも無邪気な少女らしさに溢れています。かわいい…♡。

 

 ヒギンズ教授からいかにも上質そうなハンカチを差し出され、それを手に握りしめながらも涙や鼻水は袖で拭くイライザちゃんに、「それを使え、涙を拭くんだ。忘れるな、それは、ハンカチで、それは、袖だ!」という寺脇ヒギンズ教授の韻を踏んだ言い方が可笑しくて、客席からも笑いが起きていました。イライザちゃんはそれでも袖で顔を拭っていたけれど(笑)。

 

 ヒギンズ教授のあんまりな言い草に一度は「もう帰る」と言い張ったイライザでしたが、「イライザを貴婦人に育て上げる!」と、やる気になったヒギンズに引き留められます。「イライザ~、チョコレートは如何?」と、ほーれほれと言わんばかりに(笑)チョコレートをチラつかせるヒギンズ教授。教授が掲げたチョコレートの香りに、ふらふら〜と近寄ってしまうまぁ様イライザちゃんが猫っぽくて可愛い♡チョコレートを貰って口に頬張った時の幸せそうな顔ったら…♡

 

疑ったり喜んだり不安になったり幸せそうだったり、笑ったり怒ったり……忙しくくるくると表情が変わるので、一瞬たりともまぁ様から目を離せませんでした。どの表情も可愛くて、全部全部見逃したくない!

 

 すったもんだの末、晴れてヒギンズ邸に滞在して話し方のレッスンを受ける事になったイライザ。ヒギンズはまずピアス夫人に頼んでイライザをお風呂に入れて着替えさせるよう言います。

 

ピアス夫人に手を引かれて二階へ上がっていくイライザですが、部屋の中に入った、と思ったらまたすぐ出て来てキャンキャン喚いていて(笑)。ヒギンズ教授の「…びっくりした!」というセリフは寺脇さんのアドリブでしょうか台本でしょうか(笑)。こういった自然に溢れるような寺脇さんのお芝居の感じ、少しまぁ様と似ているように思いました

 

 この後ヒギンズ教授が歌う「ごく普通の男」、別名「独身貴族の歌」(笑)。女と暮らすと自分のペースがことごとく乱される!だから女と暮らすのは絶対無理!というヒギンズの主張です。聞いているとまぁわからないでもない。そういえば『TOPHAT』でまぁ様が演じていたジェリーも、デイルと出会う前は似たようなことを言っていたような…ここまで露骨じゃなかったけれど(笑)。この辺はまぁ様もヒギンズ教授の言い分に共感しておられたかもしれません。ま、ジェリーにしてもヒギンズ教授にしても運命の女性に出会うことで信念も変わったわけです。

 

一生懸命レッスンに励むイライザちゃんを、思わず一緒に応援しちゃう♡

 

 ヒギンズに用意してもらった綺麗なお洋服を着たイライザはすっかり良家のお嬢様風(話し方はまだまだべらんめぇだけど)。これから寝る間も惜しんでの発音レッスンが始まります。

 

 ”あえいおう”を”ええいおう”と発音するイライザ。何度やっても上手くできないイライザに痺れを切らしたヒギンズ教授は「上手くできなければ食事抜き!チョコレート抜きだぞ!」と、彼女を怒鳴りつけて書斎を出て行ってしまいます。

 

その後イライザが歌う「みてろシギンズ」が可愛い。「みてろ、ヘンリー・シギンズ!覚えてろ!」とヒギンズ教授への恨みつらみを歌にしているのですが歌詞がとってもコミカル。立派な貴婦人になってヒギンズなんて殺っちまうからなー!というような歌(笑)。”ひ”の発音が上手く出来ないイライザ(本人はちゃんと発音しているつもり)は、どうしても”し”、と発音してしまうので、”ヒギンズ”も”シギンズ”になってしまうんですね。

 

 ヒギンズ教授は楽器をつかったりイラストを使ったり、あの手この手でイライザの発音を矯正させようと大奮闘。こちら、覚えている限りのヒギンズ教授とイライザの掛け合いシリーズです。

 

 ヒギンズ 「ひんのある ひろいひたい」

イライザ 「しんのある しろいしたい」

ヒギンズ 「なんだ?!”白い死体って!!!”」

 

ヒギンズ 「おまねき、ありがとうございます」

イライザ 「おまねき、ありがとうごぜーやす」

ヒギンズ 「…ございます!、はい!」

イライザ 「ごぜーやす!、へい!」

 

 

ヒギンズ 「(イライザに絵を見せて)これは何だ」

イライザ 「…5」

ヒギンズ 「これは」

イライザ 「さい」

ヒギンズ 「これは?」

イライザ 「魚!」

ヒギンズ 「魚だけど…魚の種類。最初に”ま”が付く。…最後は”す”が付く!」

イライザ 「ます!」

ヒギンズ 「続けて」

イライザ 「ご、さい、ます」

ヒギンズ 「それにものすごく近い!!!」

 

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ミュージカル「マイ・フェア・レディ」いよいよ公演開始!会見の様子、朝夏/寺脇組による公開ゲネプロの様子もご紹介! | コンフェティ

 

こんなやりとりが面白かわいくて全部大好き。寺脇さんときたらバカリズムさん並みの絵画捌きとセリフ回し!(笑)。他にもビー玉を口に含ませて早口言葉を言わせたり(本当にビー玉を口の中に入れているそう!)まぁ様、大変だぁ!でも、どれもがいちいち可愛らしいです。

 

 しっかり発音できれば中のろうそくの火が揺れる装置を持ってくるヒギンズ教授。寺脇さんの「さぁ、イライザ」の言い方がまるでお父さん♡。純真を絵に書いたような瞳でコクコク頷くまぁ様は天使のような愛らしさです。

 

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『マイ・フェア・レディ』STAGE PHOTO | Facebook

 

「ひ、ひ、ひ」と言って炎を揺らして見せるヒギンズ。揺れる炎を大きな瞳でじーっと見つめていたイライザも挑戦しますが、「し、し、し」と言っているので炎は微動だにしません。

 

「お前は、”ひ”と、言えてないんだよ!!!」と、ドヤ顔のヒギンズ教授に宣告され悲鳴をあげるイライザちゃんの絶望的な表情。まぁ様はほんとに表情豊かだなぁ。日向にひなげしの詩を50回唱えるように言われ、渋々装置に向かって詩を唱えるイライザ。ですが、息を吸わずに一息に唱え続けるので窒息しそうに!。「息を吸え、息を!」とヒギンズ教授に言われ、慌てて息を吸い込んだ拍子に装置の炎が消えてしまったのを見て、まぁ様イライザちゃんは心臓が止まりそうなほど可愛らしいお顔でヒギンズを振り返り「消えた!」と、一言。うーーーーん、可愛いが過ぎる。

 

 そんな二人を傍目に、一人美味しそうな苺のタルトを頬張るピッカリング大佐。今にも涎が出てきそうな顔で思わずタルトに吸い寄せられるイライザでしたが、ヒギンズ教授にちゃちゃっと隠されてしまいます。本だか紙袋越しの苺タルトを見つめながら、「見えねぇ…泣」と崩れ落ちるイライザ。…可哀想。私だったら苺のタルトホールごとあげちゃうのに。あんな可愛い娘によくそんな酷いこと出来るわね、と、ヒギンズを恨めしく思ってしまいました。挙句の果てに小鳥のピーちゃんにタルトをあげちゃうヒギンズ教授(鳥ってタルト食べるの?)。し(ひ)どい…(´;ω;`)ウゥゥ 

 

羽根が生えたようなイライザにこころ踊る

 

 場面は変わって夜中の3時。三人はまだ書斎で発音の特訓中ですが、頭は割れるように痛むしもうクタクタ。ピッカリング大佐が止めても止めても、ヒギンズ教授はイライザにレッスンを続けさせようとします。 

 

なんとしてでもイライザに正しい発音をマスターさせたいヒギンズ教授の意志の固さ。「君が何をやり遂げようとしているのか考えるんだ」、というヒギンズの台詞には私もハッとさせられました。「もう一度」と言われて、イライザは疲れ果てた顔のままポソポソと詩を呟きます。

 

イライザ 「日は東、日向にひなげし」

ヒギンズ 「ん?できてるんじゃないか? できてるんじゃないか?」 

イライザ  日は東、日向にひなげし

ヒギンズ 「やった。できた。やった。できたんだ」

      光あふれて…?

イライザ  ヒバリ ひらり

ヒギンズ  どんな中を?

イライザ  光 あふれ

 

三人    日は東 日向にひなげし

      光あふれ ヒバリひらり

 

ヒギンズ 「それから」

      真っ直ぐあそこを入り?

イライザ  密やかに潜む羊

     「お招きありがとうございます」

 

 ミュージカル『マイ・フェア・レディ』~♪「日向のひなげし」

 

ついに!!!イライザが正しい発音を身に着けたのです!!!。疲れも忘れて大喜びで手を取り合う三人。ヒギンズ教授はさっそくイライザを社交界デビューさせようと計画。ドレスや宝石の手配についてウキウキとピッカリング大佐に話しながら寝室に入ります。

 

 休むように言われ、一人書斎に取り残されたイライザ。とてももう眠ることは出来ません。喜びとこれからの期待に胸を躍らせ、じっとしていられないと歌います

 



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ああ もう!

眠れやしない 朝が待ちきれないわ

じっと していられない

夜通し踊りたい

 

はやる気持ち おさえられない

心さわぐの 翼広げ

飛んでゆくの 夢の向こう

 

はじめて感じる気持ち

恋することだって

 

きっと誰か 迎えに来る

その日はもう すぐ

 

ミュージカル『マイ・フェア・レディ』~♪「じっとしていられない」

 

 

 

メイドやピアス夫人がやって来て無理やりベッドに入らせますが、夫人が去った後、再びベッドを抜け出して歌い出すイライザ。シーツからぴょこん、と顔を出して歌うまぁ様がとってもとっても可愛い!!!

 

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ミュージカル「マイ・フェア・レディ」いよいよ公演開始!会見の様子、朝夏/寺脇組による公開ゲネプロの様子もご紹介! | コンフェティ

 

羽が生えたような軽やかな歌声とステップに、見ているこちらの心も踊りました。

 

 

 さて、さっそくイライザは貴婦人の社交場・アスコット競馬場へ赴くことになるのですが…その③に続きます。

 

 

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