ミルクとシロップ

ご訪問ありがとうございます♪ 大好きな宝塚についてのブログです。ご贔屓は朝夏まなとさん。まぁ様のお話が極端に多いです。

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メモリアル オブ 朝夏まなと様 番外編① 瑠風輝様に見るまぁ様との共通点

 まぁ様のメモリアル記事を作成する過程でまぁ様の新人公演時代を振り返っていると、あることに気が付きました。

まぁ様ともえこちゃんの共通点

 現在の宙組トップスター真風涼帆様を中心に、高身長でスタイリッシュなルックスの素敵な男役さんがたくさんおられます。中でも若手男役スター筆頭格といっても過言でないのが瑠風輝様。もえこちゃんです。

 

 身長174㎝と背の高いもえこちゃんは下級生が中心となるロケットでも常にセンター。最近は燕尾の群舞に混じっておられるためロケット姿を見ることがなくなりましたが、どこにいてもすぐに見つけられるくらいには目立っていました。その周りから頭一個分飛び出ているところや、すらっとした体躯花組時代のまぁ様と似通ったところがありますが、お二人の来歴にも類似点を発見しました。

 

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スター | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

まぁ様ともえこちゃんの来歴

 

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  • 主演3作の本役が一貫して同じトップスター

 まぁ様ともえこちゃんが主演を務められた三作の新人公演。三作ともそれぞれ一貫して同じトップスターが本役でした。

 

まぁ様の本役は当時の花組トップスター春野寿美礼。そしてもえこちゃんの本役は…もちろん朝夏まなとその人です。お二人とも三作続けて同じトップさんから男役について、主演として舞台に立つということを学んでこられたのですね。

 

  • 三度目の新人公演時は研究科6年

 初主演時と二度目の新公主演の学年には差異がありますが、三度目の新人公演主演時はお二人とも研究科6年でした。新人公演は研究科7年で卒業ですので、長の期のすぐ下の学年ということになります。まだまだ下級生とはいえ二回の新公主演を経験しての舞台姿はお二人とも堂々とされていました。

 

  • 三度目の新人公演主演がトップスターの退団公演

 そしてトップスターの退団公演の新人公演で三度目の主演に抜擢されたお二人。

 

 トップスターの退団公演は特別です。その特別な公演の新人公演で主演に抜擢される事の重大さ。今までの感謝を胸に、ずっと追いかけ続けてきた大きな存在に自分のこれまでの集大成を見てもらえる最後の機会なのです。

 

 当時のお二人の心境は計り知れませんが、『神々の土地』新人公演の最後の挨拶で「朝夏さん」と口にした瞬間に涙腺が崩壊していたもえこちゃんの姿と、もえこちゃんの姿を見て「懐かしい」と笑うまぁ様を思い出しました。

 

まぁ様の想い もえこちゃんの想い

 ご自身のサヨナラ番組でまぁ様は、もえこちゃんに対してこう仰っていました。

 

「春野さんに対して私が思っていたことを今、瑠風が私に対して思っている」

 

朝夏まなとサヨナラ特別番組「Exciting! “A”」より

 

 まぁ様の新人公演時代を実際に観ることは叶わなかったので、当時のまぁ様が春野さんに対してどんな風に思っておられたのかは、過去の雑誌や番組のインタビューを掘り出して探ることしか出来ないのですが、もえこちゃんのまぁ様への想いは幸運にもリアルタイムで見て、感じることが出来ました。

 


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質問「尊敬する人は誰?」

「今回でも新人公演をさせて頂いた朝夏まなとさんです!」

 

「TAKARAZUKA CAFE BREAK」より

 

私が初めて主演をさせて頂いた時からお世話になっていまして。

今回も朝夏さんのサヨナラ公演で主演をさせて頂けるというお話を受けてから新人公演の通しをするまで、朝夏さんを間近で見させていただいて。

 

初めて(まぁ様が)通しを見にいらした時に、感動して泣いてくださってる姿を見たら…ほんとに頑張ろうって心から思いました。

 

人としても本当に尊敬できますし舞台人としてもほんとに素晴らしい方なので、(まぁ様を)目指していけたらなと思います。

 

「TAKARAZUKA CAFE BREAK」より

 

質問「「神々の土地」新人公演主演が発表になった時の気持ち」

 

(これまでも)朝夏さんの役をさせて頂いていたので、心の奥で(まぁ様の役を)出来たらいいなっていうのはすごくあったので(発表を見て)嬉しかった記憶しかないです」

 

その分やっぱり朝夏さんの退団公演なので、やるからには絶対いいものにしたいなって思いましたね。

 

「TAKARAZUKA CAFE BREAK」より

 

朝夏さんの動きであったり、表情であったり、全てのものを取り入れていけたらいいなと最後まで思い続けていけたらいいなと思いました。

 

「TAKARAZUKA CAFE BREAK」より

 

 これらは全て『神々の土地』の公演中に放送された「TAKARAZUKA CAFE BREAK」でのもえこちゃんのインタビューから抜粋したものですが、番組の中でもえこちゃんが「朝夏さんが…」「朝夏さんの…」「朝夏さんは…」と、あまりにも「朝夏さん」を連発するので(笑)、とても微笑ましかったです。もえこちゃんにとってまぁ様は本当に大きな憧れの存在だったんだなぁと改めて思いました。

 

 こうしてもえこちゃんが仰る言葉のひとつひとつが、ちょうど10年前に同じ立場に立っておられたまぁ様も同じように思っておられたことなのでしょう。

 

まぁ様が重なる、もえこちゃんの舞台姿

 

 「神々の土地」新人公演、私は東京公演の方を観劇しました。本公演でまぁ様が演じておられたドミトリー役に扮するもえこちゃん。男役の腕の見せ所であるキスシーンや、歌に感情を乗せる表現の仕方など、その舞台姿にまぁ様をよく研究したんだなぁと感じる箇所が多々見受けられました。

 

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ギャラリー | 宙組公演 『神々の土地』『クラシカル ビジュー』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 誰よりも真剣にまぁ様を見つめて、その背中を追いかけてきたもえこちゃんは、まぁ様から学んだ様々なことを吸収しつつ自分のものとして表現されていて、素晴らしい新人公演だったと思います。

 

 また本公演の「クラシカルビジュー」で、もえこちゃんたち組子の皆さまが舞台中央のまぁ様に駆け寄る、という場面がありました。最初は満面の笑顔を見せていたもえこちゃんですが、千秋楽が近づくにつれて溢れる涙を堪えながら(時には堪えきれずに)まぁ様を見つめていた…、ということもありました。そんな表情をされると見ているこちらが貰い泣きです。

 

 ちなみにこの場面ではまぁ様がしっかり目を合わせてくださっていたというもえこちゃん。「特に新人公演の日はすっっごく目を見て下さっていて」と嬉しそうに仰っていました。

 

トップスター瑠風輝様に会える日を楽しみに

 三度目の新人公演主演を務めあげたまぁ様はその後、2008年花組公演『蒼いくちづけ』でバウホール初主演、同年花組公演『愛と死のアラビア』新人公演で四度目となる最後の新人公演主演(本役:真飛聖)…と、順調にスター街道を駆け上がり2015年に宙組トップスターに就任されました。

 

 現在研究科6年のもえこちゃん。バウ主演はまだ決まっていませんが、そう遠くない未来に実現するだろうと思っています。まぁ様と同じ研究科7年での初主演なら、さらにご縁を感じてしまうなぁ♡。

 

 今やもえこちゃんをすっかりお母さん的目線で応援している私ですが、いつかまぁ様と同じようにトップスターの大羽根を背おって大階段を降りてくるもえこちゃんの姿を、絶対にこの目で見なくては!と意気込んでいるところです。…むこう10年は宝塚沼から抜け出せそうにありませんね(笑)。

 

 

 

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