ミルクとシロップ

ご訪問ありがとうございます♪ 大好きな宝塚についてのブログです。ご贔屓は朝夏まなとさん。まぁ様のお話が極端に多いです。

まいにち ミュージカル まいにち まぁさま♡

宙組『エリザベートー愛と死の輪舞ー』 ラストデイ ~前楽編~

7月22日に開幕した宙組宝塚大劇場東京宝塚劇場公演『エリザベートー愛と死の輪舞ー』が10月16日大千秋楽を迎えました。宙組の皆さま、お疲れ様でした!

 

なんやかんやしていたら、千秋楽からこんなに日が経ってしまった…。ですが、いまだ興奮冷めやらぬ宙組エリザベート』のラストデイを記録しておこうと思います。

 

エリザベート』上演1000回記念公演

10月16日11時~上演の前楽はエリザベート』上演1000回記念公演。気合を入れて早朝から新幹線に飛び乗り、マチソワ観劇して来ました!。終演後には宙組組長寿つかさ様、そして宙組トップスター朝夏まなと様よりご挨拶がありました。この様子は各種メディアでも取り上げられたようですね。

 

 宝塚歌劇エリザベート」1000回達成、朝夏まなと「全ての皆さまに感謝」

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宝塚歌劇エリザベート」が、去る10月16日に東京・東京宝塚劇場にて上演された宙組のミュージカル「エリザベートー愛と死の輪舞ー」11:00開演の公演をもって、日本国内における上演回数1000回を記録した。

 

これは、雪組が1996年に兵庫・宝塚大劇場にて行った初演から数えて20年8カ月での達成。16日に行われた舞台本編終了後のカーテンコールでは、トート役を演じる宙組トップスターの朝夏まなとが、観客に記録達成の報告をする挨拶を行った。記念の公演を観客と共有できた喜びを述べた朝夏は、「これから1500回、2000回…と続く作品になりますよう、まずは次の1001回目の公演を、心を込めて努めたいと思います」と同日15:30開演の、千秋楽公演への意気込みも併せて語った。

 

朝夏まなとコメント

エリザベート」の日本初演から20周年の節目の年に、この1000回という記念すべき公演を宙組で皆様とともに共有できたことを幸せに思っております。

この「エリザベート」という作品に携わってくださいました全ての皆様に感謝いたします。これから1500回、2000回…と続く作品になりますよう、まずは次の1001回目の公演を、心を込めて努めたいと思います。

宝塚歌劇「エリザベート」1000回達成、朝夏まなと「全ての皆さまに感謝」 - ステージナタリー

 

その他メディア

 

宝塚歌劇公式HP

kageki.hankyu.co.jp

 

②スポーツ報知

www.hochi.co.jp

 

サンケイスポーツ

 

www.sanspo.com

 

帰りの出口のところで1000回記念ブックマークが貰えましたよ♪。

 

 

前楽の私のお席はこちら!。

 

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上手側5列目!。前回は下手側だったので、新しい視点からの景色が新鮮♡。近いよ~♡。まぁ様の銀橋ジャンプ、間近で見えちゃうんだ♡。シシィに恋焦がれて悶える閣下も♡。ウキウキでした♪。

 

ド迫力な前楽公演

前回観劇したのが9月22日なので一カ月弱開いての観劇。久しぶりに観て何に一番驚いたかというと、やっぱりトートとシシィ。主演を務めるまぁ様と凜音ちゃんのお二人が…とにかく凄かった。一カ月の間に着々と変化されていたのか、ここにきてドカーン!と変化されたのかはわかりませんが、凄い。とにかく凄い迫力でした。

 

燃え上がる炎のような、まぁ様トート

 

 大劇場公演の時のまぁ様トートは、ぐいぐい積極的にシシィに迫る姿が色っぽくもどことなく可愛さもあるトートでした。東京にきてそこに包容力が増し、そして最終形態がこの燃え上がる炎のような熱さを迸らせるトート…。人外感はそのままに、ここまで進化するトート像を創り上げてこられたまぁ様を見て、この人に表現の限界は無いのか、と思いました。

 

”静”との対比が激しい為に、より感じるその熱さ。シシィの心が”死”に傾いた瞬間、ぐわっと燃え上がるんですね。目を見開いてギラギラしていたかと思うと、シシィに拒否された途端にサッと無表情になるところなどは人外っぽさが出ていました。シシィの腕を無造作に払うところも。

 

『最後のダンス』のまぁ様トートは、あまりの迫力に汗が滲んだほど。歌い方を変えられたのでしょうか、激しくも深みのある歌声が響き渡っていました。特に「最後に勝つのはこの俺さ…!」のシャウト!。ひえぇーーー!迸っているーーー!!。ファイナル仕様のアレンジがビシバシ効いていました。私がシシィなら一瞬で黄泉の国行きです。

 

そしてトートがよく笑うようになっていたのも印象的でした。笑うと言っても楽しくて笑っているわけではなくて、自分から無我夢中で逃げようとするシシィを面白がっているような、皮肉な笑い。

 

帽子の下からにやっと広がるお口だけが見えるアングルなどは、ゾクゾクする不敵さがありました。フランツの不貞を知ったシシィが「彼が罪を犯したなら私自由になれる!」と歌った後、今までは、フンッと鼻で笑うだけだったのが「あーっはっは!」と豪快に笑われていました。この後に続く「ごまかすなよ、お前はあいつを愛しちゃいない!」の激しさも増していましたね。

 

 ルドルフに見せる表情も変化していました。ルドルフの孤独に隙間なく忍び込み、その心を支配しているトート。ルドルフにとってトートは友達であり、母親や父親からは与えられなかった愛情(つくりものだったとしても)を感じさせてくれる大切な存在だったんだろう、と感じました。

 

縋るような表情でトートに手を差し伸べるルドルフ。死の舞の場面でルドルフを優しく抱きしめるように両手を広げるトートの表情は、ルドルフが焦がれていた聖母のようなシシィのそれと重なって見えました

 

 まぁ様のトートは、”生身の人間が演じているもの”ということを忘れ去るくらい説得力がありました。”死”とはこういう姿かたちをしていて、こんな風に人の命を操っているんだな…って。なにかとてつもなく凄いものを見せつけられたように思います。

 

 

美しく聡明、強く生きようとする凜音ちゃんシシィ

 

対する凜音ちゃんも、まぁ様と同じく迫力5割増でした。揃ってパワーアップされている、まぁみり様凄い

 

少女時代の凜音ちゃんシシィは相変わらずピュアで可愛らしく、今回も微笑ましく拝見していたのですが、皇后としての自我に目覚めた瞬間からの変貌には今まで以上にハッとさせられました。

 

得に愛ちゃんルキーニの「皇后はついに気付き始める」で、凜音ちゃんシシィが後ろの扉から登場する場面。凛とした佇まいと強いまなざしは、これからの人生を勝ち抜くために自力で戦っていかなくては、と決意した皇后のそれでした。

 

この時までは「助けて!」「なんとかして!」など、フランツに縋ってばかりだった少女が、皇后として、一人の女性として、夫をひたと見据えるその凛とした姿。

 

フランツ「君の美貌が力になる。一緒に来てくれハンガリーへ」

シシィ「子供たちを返したならどんな遠くへも参りましょう」

 

心の内を誰に打ち明けるでもなく、一人で戦ってたどり着いた姿なんだろうな、と思いました。

 

 また最後のダンスやシシィの居室、私が踊る時、そして最後のチャンスの場面など、シシィとトートが対峙する場面は、二人の激しいぶつかり合いがヒートアップ。

 

トート「お前が愛する、それはこの俺だ!」

シシィ「違うーーーー!!!」

 

お二人の迫真の演技に、もう何度も繰り返し観た場面とは思えない新たな衝撃が走りました。

 

 

 

パワーアップしたまぁみりの衝撃が大きかった前楽公演でしたが、宙組子の皆さま全員素晴らしかったです。ちょっと書ききれないので千秋楽の記事に持ち越して語ろうと思います。

 

 宙組最高だ…」と、千秋楽観劇前に大満足してしまうくらい素晴らしい前楽公演でしたが、最後まで満足することなく「次の1001回目を心を込めて努めたい」というまぁ様に、心からの拍手を送りたい気分でした。

 

 

 

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