ミルクとシロップ

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宙組『エリザベート』キャスト編 ~星風まどか様~

愛くるしさ×確かな演技力で魅せる、星風ルドルフ(子供時代)

 

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デイリースポーツ online

 

宝塚歌劇では男役スター様が演じるキャラクターの子供時代の役を、路線の娘役スター様が演じることが多いです。宙組公演『エリザベート』で、桜木みなと様、澄輝さやと様、蒼羽りく様演じる皇太子ルドルフの子供時代を演じているのは、宙組娘役スター・星風まどか様。新人公演ではタイトルロールであるエリザベート役(本役:実咲凜音様)に抜擢されるなど、宙組期待の若手娘役スター様です。

 

子ルドがちゃんと子供である

 

これ、実はかなり重要です。子ルドがちゃんと子供に見えないと、その後登場する成人したルドルフを見たときに「う…ん…?」となってしまいます。まどかちゃんの子ルドはちゃんと子供でした。推定年齢10歳くらい?。まどかちゃんも20歳そこそこのお嬢さんだけれど、子供にしか見えないよ~。

 

「ママ…?!」と走ってくるところから始まり、「ママ…」と俯いて柱に寄りかかる後ろ姿。可愛い…。なんて可愛いんだ!。また子ルドはトートとの絡みもありますが、成人したルドルフすらすっぽり包み込んでしまうまぁ様トートと並ぶと、まどかちゃん子ルドの”ちっちゃい子感”が引き立っておりました。可愛い~♡。

 

 

役替わりルドルフに合わせての華麗な演じ分け

 

「やっぱり、うちのまどかは凄い!」と思ったのは、その役作り。まどかちゃんは元々お歌も上手ですし、お芝居にも定評がありますが、研究科3年とは思えないほど、レベルの高い役作りに脱帽でした。

 

本公演ではルドルフ(成人)役を三人のキャストの役替わりで上演されていますが、大人ルドルフは三人いても、子供ルドルフはまどかちゃん一人だけ。まどかちゃんは三者三様のルドルフに合わせて子供時代を演じ分けていらっしゃるのです。さすが期待の路線娘役!。新公ヒロイン2回、別箱ヒロイン2回を経験しているだけあります。凄い!。

 

  • Cパターン ずんちゃんルドルフ

まどかちゃん子ルドを初めて見たのは宝塚大劇場公演の初日です。役替わりルドルフはCパターン、ずんちゃんルドルフでした。ずんちゃんもどちらかというと可愛らしいお顔立ちのスター様なので、なんとなくまどかちゃんと似ています。まどかちゃんルド→ずんちゃんルドの成長の過程がわかりやすかった、というのもありますね。

 

でも今思えばまどかちゃんは、ちゃんとずんちゃんルドに合わせた役作りをされていたのだなと思います。熱いエネルギーを漲らせた瞳や、勢いに乗って突き進むものの、ふと足元をすくわれそうになる危うさを秘めているところ…などが似ていたのでしょうか。

 

  • Bパターン りくくんルドルフ

ルドルフがBパターンのりくくんになり、また新しい気持ちでまどかちゃんルドを見た時に「あれ?ずんちゃんルドの時と何か違うぞ?」と感じるものがありました。この時はまどかちゃんがまさか一人一人に合わせて演じ分けているなんて思いもしなかったので「あれ?」と思うくらいでしたが、りくくんルドの自分の殻に閉じこもっているような様子がまどかちゃんルドからも見てとれました。二幕にりくくんルドが登場すると、ハッキリ確信。「まどかちゃん、りくルドに合わせて演技変えてきてる!」

 

 

  • Aパターン あき様ルドルフ

まどかちゃんが演じ分けをされていることに気付くと、役替わりする度に「次はどんな風に変えてくるだろう」と、ますますそのお芝居が楽しみになってきます。そんな中迎えた宝塚大劇場公演ラストターン、あき様ルドのAパターン。まどかちゃんルドは「皇太子としてもっと強くなりたい!」という明確な意志を持ち、そのように振る舞っているのですが、瞳の奥が寂しさで震えている…。まさにあき様ルドそのまま!。

 

あき様はシュッとした美人系のお顔立ちなので、まどかちゃんとは実際全然似ていないのですが、ちゃんとあき様ルドの子供時代に見える!。今思うとお化粧も似せるように変えていらっしゃったのかな、とも思います。

 

東京公演ではさらに深まったお芝居になっていて、まどかちゃんの底力を感じました。知ってましたけれどね。凄い子が出てきた!って、まどかちゃんが組回りの時から思ってましたけれどね。

 

ルドルフ役の三人は男役さんで、まどかちゃんからするとかなりの上級生。それぞれの役作りの仕方などを聞きに行ったりするのも緊張するだろうし、なかなか難しいと思うのに、徹底的に役作りをして、これほどまでの子ルドを演じきれるのはやっぱり凄いですね。ちなみにりくくんは必ずまどかちゃんの子ルドの場面を見てから、ご自身の出番に備えていらっしゃったそうです。

 

 

子ルドの不思議ダ~ンス♪

 

まぁ様がお茶会で「なんて可愛い生き物なんだ!」と仰っていた、ママの帰りを待つ子ルドが、膝を曲げて左右にスライドして踊る不思議なダンス。舞台の上手では真風さんフランツがシシィへの想いを歌っていらっしゃるし、凜音ちゃんシシィが美人女官sを引き連れて銀橋を横断していたり…など、見るところがいっぱいで忙しい場面なのですが、私は絶対まどかちゃん子ルドを見てしまいます

 

すごい突っ込みどころ満載のダンスをしているのに、お顔はいたって真剣なのがたまらなく可愛い。ゾフィーが死んでもシシィが帰ってこないのがわかると、「くそっ」というお顔をして、後ろの扉に捌けて行かれるのも可愛いです。

 

 そういえばまどかちゃんは、元宙組トップスター凰稀かなめ様の退団公演『白夜の誓い』でも、組回りの研1にもかかわらず、主役の少年時代を演じて舞台の中央からせり下がる…という偉業を成し遂げていましたね。やっぱり凄い子なんだな。少年役を演じさせたら、まどかちゃんの右に出るもの無し、ですね。

 

 

 

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