メモリアル オブ 朝夏まなと様 番外編③ 朝夏まなと様×真風涼帆様 後世に語り継がれる名コンビ 後編その②
まぁ様の突然の振りにびっくり?!なゆりかちゃん
『Shakespeare~』『HOT EYES!!』NOW ON STAGE
『王家に捧ぐ歌』のNOW ON STAGEと同じく、真ん中に座っておられるまぁ様のお隣には真風さんが。位置こそ変わりませんが『王家~』の頃よりも確実にお二人の距離が縮まっているのを感じました。と、言うか二人の距離が近すぎて、ずーっと二人で喋っている!(笑)。
このNOW ON STAGE収録日に少しハプニングがあったようで、二人で目を合わせて笑うまぁ様と真風さん。なんでも中詰めのお二人が銀橋で上下に分かれる場面で、いつもはアイコンタクトで終わるところが、この日は突然まぁ様が真風さんにハイタッチを求めてきたのだそう。
朝夏「私がすごくテンションが上がっちゃって、すごくハイタッチがしたくなったんですよ(笑)。ゆりかに...パーッて!...いきなり(笑)」
真風「いきなり...!(笑)。私ビックリしすぎて、
((((;゜Д゜)))(/ロ゜)/ヘ(゜ο°;)ノ…ってやって....、終わったの(笑)」
朝夏「その動揺してるのを見てすごい面白かったんですけど、私は(笑)」
『Shakespeare~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~』『HOT EYES!!』NOW ON STAGE
「自分まだまだだなぁと!反省しました(笑)」と頭を抱える真風さんに、まぁ様も大爆笑しつつ「いやいや...ごめんなさいね、突発的にそういうことやっちゃうから(笑)」と、フォロー。しばらく笑いが止まらないお二人♡。
まぁまか中心に他のメンバーを巻き込んで、突っ込んだり大笑いしたり…終始大変賑やかなNOW ON STAGEでした。
舞台を降りたらとっても仲良し♡トートとフランツ
『Shakespeare~』の公演が終わると、まぁまかのお二人は博多座公演『王家に捧ぐ歌』、シアタードラマシティ/KAAT神奈川芸術劇場公演『ヴァンパイア・サクセション』の二公演に分かれて出演。それぞれの作品で主演を務められました。
続く大劇場作品は満を持しての超大作『エリザベート-愛と死の輪舞-』。再び集結した名コンビの次なる役柄はヒロイン・エリザベートを愛する二人の男、黄泉の帝王トートとオーストリー皇帝フランツ・ヨーゼフ。遥かな次元で争う恋のライバルです。
『エリザベート』誕生の地を訪ねて~ウィーンの旅~
大劇場公演のお稽古が始まる前に、お二人はより深く『エリザベート』の世界観を体感すべくウィーンへ旅立たれました。エリザベートを演じる元宙組トップ娘役・実咲凜音様も一緒です。
深いグレーのコートをお召しになられたお二人が、ウィーンの街並みに立っておられる様はまるで映画の一場面のよう。お二人ともほんとに日本人なのでしょうか(笑)。まぁまかWITHみりおんちゃんは馬車に乗ったりザッハトルテを食べたり、フランツヨーゼフ展やシシィ博物館に出向いたりなど有意義な時間を過ごされたようでした。
特別記念番組で放送されたウィーンの旅の、詳しいレポはこちらの記事で。
苦悩する晩年のフランツの写真を見て、心を痛める真風さんの腕を擦って慰めているまぁ様(トート閣下)、という場面も。他にもお揃いの時計をお土産に買って嬉しそうにはしゃいでおられるお姿が、女子!という感じでとても可愛らしかったです。女子旅って好きだ~!。
レポート by 真風涼帆
スペシャルエディション『エリザベート 20th Anniversary』の記念本では、ウィーンの旅を真風さんによるレポートでご紹介されていました。
まぁ様やまぁみり、三人でのお写真も盛りだくさん。カッコよくポーズを決めるまぁ様のお写真には「私が撮ったまぁ様の超イイ写真(笑)。ファンの方に喜んでいただけたらなって…(笑)」と真風さんによるコメントが付いていました。大変楽しく拝見しました!ゆりかちゃん、ありがとう!♡
まぁ様 退団発表
2017年3月、まぁ様の宝塚歌劇団退団発表がありました。退団が公に発表になる前、まぁ様は一足お先に真風さんに報告されていたそうです。そこでどんなお話をされたのかを尋ねられても、まぁ様は「秘密~」と笑って詳しくは教えてくださいませんでしたが、きっとこれまでの事やこれからの事を、お二人でじっくりお話されたのだろうなぁと思います。
異例の男役ツーショット!
まぁまか、宙組本のカバー写真を飾る
2017年8月に発売された『ザ・タカラヅカⅦ 宙組特集』通称:宙組本。これまで組本の表紙はトップコンビのツーショットか、二番手男役を交えたスリーショットが定例。ですが今回、トップ娘役不在の宙組はなんと、まぁ様と真風さんの男役ツーショットで表紙を飾られたのでした。
カバーショットトークでは4ページに渡るまぁ様と真風さんの対談も掲載されました。話題はお二人の出会いからこれまでの想い出、今の宙組やこれからの宙組について。白熱したトークを繰り広げておられました。読みながら、あんなこともあったなぁ、そんなこともあったなぁ…と感慨深く感じたことを思い出します。
これが、ほんとの愛!
『神々の土地』『クラシカル・ビジュー』NOW ON STAGE
まぁ様の退団公演『神々の土地』『クラシカル・ビジュー』のNOW ON STAGE。まぁ様にとって最後のNOW ON STAGEでしたが、いつもと変わらず楽しそうに笑いあうまぁ様と真風さん。真風さん演じるフェリックスはまぁ様演じるドミトリーに恋愛感情に似た思いを抱えていた、という設定でしたので、そんな関係性を上田先生がどのように演出されているのかという話題にも花が咲きました。
またこの作品では元宙組娘役の伶美うらら様と、現宙組トップ娘役の星風まどか様がWヒロインを務められました。うららちゃん演じるイリナへのドミトリーの想いに気付いた時の、まどかちゃん演じるオリガの切ない演技も話題になりましたね。まぁ様を指して「罪な男だ!(笑)」と笑う真風さん。
「フェリックスはどうなの?(ドミトリーに対して)」というまぁ様の問いかけに、真風さんは
真風「ドミちゃんの為に(オリガを)誘ってあげるんじゃないですか。ほんとの愛。ほんとの愛ってこういうこと(笑)」
『神々の土地~ロマノフたちの黄昏~』『クラシカル・ビジュー』NOW ON STAGE
なかなか拗らせ気味の(笑)ドミトリー愛を炸裂させておられました。
永遠の片想いの方からのお手紙
まぁ様ラストお茶会にて
2017年10月に都内某所で行われたまぁ様の宝塚時代最後のお茶会。公演の裏話や組子とのエピソードなどをたくさん教えて下さったり、まぁ様大活躍のゲーム大会があったり…いつも以上に大盛り上がりなパーティーでした。
また、今回は”我らが太陽!宙組トップスター最後のお茶会”ということで、宙組子の皆さまや組を超えてまぁ様に愛を届けたい方々(笑)から、たくさんのビデオレターやお手紙が届いていました。
その中でまぁ様が「永遠の片想いの方から…」と紹介してくださったのが、真風さんからのお手紙。「長文です!」と笑いながらも、まぁ様はお手紙の全文を私達に読み聞かせてくださいました。
以下は真風さんからのお手紙の一部分です。
まぁ様率いる宙組の一員になり二年半、本当に幸せな日々でした。
宝塚への愛、宙組への想い、男役への信念、たくさんの事を語り合い、学ばせて頂いた時間は私の宝物です。
朝夏まなと『神々の土地』『クラシカル・ビジュー』東京お茶会より
真風さんからのお手紙には、まぁ様だけではなく私達まぁ様ファンへの感謝の気持ちも綴られていました。まぁ様に伝えたい想いが書ききれない程あるのに、私達の事をも考えて、気遣って下さるなんて…。
思い切り感動の空気に持って行ったかと思うと、最後はまぁ様へのムチャ振りでお茶目に締めてあり(「…こいつ…」と、愛ある悪態をつくまぁ様(笑))、しんみりさせない配慮がなされているところに真風さんの賢さと優しい心配りを感じました。
そんな真風さんからのお手紙を読み終えたまぁ様は(もちろん真風さんからの振りにはバッチリ応えた後)、今の真風さんに対する想いを聞かせてくださいました。
彼女もいろんなことを経験してきて、同じような境遇の真風に出会えて私もいろいろ勉強しましたし、いつも助けてくれて支えてくれて、すごくいい出会いだったなと思いますし、感謝しています。
今度は彼女が組を率いていってくれることも頼もしいですし、本当に出会えて良かったなと思います。
朝夏まなと『神々の土地』『クラシカル・ビジュー』東京お茶会より
真風さんがまぁ様への想いを語られるように、まぁ様も事あるごとに真風さんへの信頼、尊敬、感謝の気持ちを口にされていました。まぁ様のファンでいて、「二番手さんが真風さんで本当に良かったな」と今でも思っています。
まぁ様は二番手期間が短かったですが、トップスターになられて、こうして頼もしい二番手さんに出会い、一緒に一時代を築き、二人三脚で歩んでこられた軌跡をずっと見てこられたことを、ファンとして幸せに思います。
後編その③に続きます(次回がファイナルです!)
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