ミルクとシロップ

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宙組『エリザベート』キャスト編 ~麗しの美女シリーズ その③ 彩花まり様 愛白もあ様~

今回はシシィに仕える二人の女官をピックアップしました。彩花まり様演じるリヒテンシュタイン愛白もあ様演じるターレです。

 

立派な皇后に育て上げる事が使命! 厳格な女官長・彩花リヒテンシュタイン

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宝塚歌劇公式ホームページ

 

厳しさの中に垣間見える母性

 

シシィを四六時中見張っていられない皇太后ゾフィーに代わり、シシィの身の回りの世話をしながら「皇后の務め」を叩き込む、皇后付き女官の長を務めているがリヒテンシュタインです。

 

当初、厳格な彼女が崇拝しているのはシシィよりも、どちらかというとゾフィーだと思いました。リヒテンシュタインは、皇后といえども甘えは許さない!といった雰囲気を醸し出しているキャラクターです。シシィにとっては一番近くにいてくれるけれど、なかなか心を開くことが出来ない人だったのではないかなあと思います。

 

このようなキャラクターのリヒテンシュタインを、とことん厳しく、まるで”ゾフィー二号”のように演じることもできたかと思いますが、彩花さんは厳しい中にも女性らしい温かさや母性を感じるリヒテンシュタインを作り上げていらっしゃいました。

 

博多座『王家に捧ぐ歌』でアムネリスを演じていらっしゃった時にも感じた事ですが、彩花さんは本来持っていらっしゃる”女性らしさ”が魅力です。”強い女性”を演じる時、役者さんの多くはご自身の中の”男性性”を強く押し出す方が多いと思います。彩花さんが他の役者さんと違うのはココ。どんなに気が強い女性を演じようと、女性らしい包み込むような温かさが彼女にはあります。

 

彩花さんの”本来の持ち味”が役に滲み出しているので、気が強い性格だろうキャラクターも彼女が演じることで、女性として非常に魅力的なキャラクターになるわけです。…何が言いたいかというと、お嫁さんにしたい女性No1だね♡

 

 

美しく成長していく皇后に誇らしげ

 

最初の頃こそ「こんな娘に皇后が務まるものか」という思いも少なからずあっただろうリヒテンシュタインさん。ですが徐々に自我に芽生え、光り輝く程美しく成長していくシシィを見守っているうちに、いつの間にかシシィに仕えていることを誇らしく思うように。一幕ラストの「鏡の間」でのリヒテンシュタインの様子から、そのような感情が伝わってきます。

 

ーーー皇后の務めは美貌に磨きかけ、外交政治を助けるの

 

シシィの美貌を維持することも自分の務め。そして「こんなにも美しい皇后陛下は私が育てたのよ!」という誇りも感じられます。

 

 

彩花リヒテンシュタイン様の心配顔がたまらない

 

時は流れて…。美貌の衰えを恐れたシシィは、三日も食事をとらずに運動ばかり。そこへ登場するリヒテンシュタイン「おやつれのご様子だと伺って来ました」というセリフから察するに、この時にはリヒテンシュタインはシシィの側を離れていたのかな(出世して皇太后付き女官になっていたとしてもおかしくないな)。

 

「大丈夫でございますか。お怪我は、ございませんか?」と、倒れたシシィに駆け寄るリヒテンシュタイン。女官は他にもいっぱいいるけれど、やっぱり頼りになるのがリヒテンシュタイン様なんですね。細かいポイントですが「お怪我は」と「ございませんか」との間が、なんだか好き♡

 

「だから申し上げましたのに…!」とシシィを責めるような口ぶりも、彩花さんだから嫌味に聞こえない。お母さんが子供に「暖かくしておかないと風邪ひくわよって言ったでしょ」って叱るのと同じ感じ?。彩花さんリヒテンシュタインはずっと眉をひそめていらっしゃるのだけれど、そんな心配顔がたまらなく好きです。お母さーーーん!(違)。彩花さんの言うことだったら何でも聞くよね(全然違う話)。

 

シシィを心から慕う、従順な愛白スターレ

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宝塚歌劇公式ホームページ

 

皇后陛下の仰せの通りに

 

リヒテンシュタインの後任(おそらく)でシシィ付きの女官長を務めているのが、愛白もあ様演じるスターレリヒテンシュタインはシシィよりもかなり年上のようですが、スターレイはシシィよりも年下か同い年くらいなのかな…と推察。シシィに逆らう事もなく、いたって従順。出しゃばらず、常に自分を気遣ってくれるスターレだから、シシィも彼女を気に入って常に側においていたのかな。

 

もあちゃんスターレイからは四六時中シシィの事を考えているような印象を受けました。シシィが嬉しそうだと自分も嬉しいし、シシィが辛そうだと自分も辛い。シシィにぴったりと付き従っている故、シシィの感情が彼女にリンクしているように思います。スターレイが登場する物語の後半、シシィはずっと暗い表情をしているので、スターレイもずっと心配そうな困り顔だったのがちょっと悲しかったです。

 

病院訪問の場面では、シシィが自分の心の内をふと零す場面があります。

 

ーーーー私の魂は旅を続けても、束縛されたまま…。

 

「この人は自分が思っている以上に、強い苦しみを抱えているのだ」。シシィの苦しみを全身で受け止め辛そうに顔をゆがめる、もあちゃんスターレイの表情が印象的でした。ルキーニに「無礼者!」と一喝するのも迫力があって大好きです。

 

 

 

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