ミルクとシロップ

ご訪問ありがとうございます♪ 大好きな宝塚についてのブログです。ご贔屓は朝夏まなとさん。まぁ様のお話が極端に多いです。

まいにち ミュージカル まいにち まぁさま♡

宙組『エリザベートー愛と死の輪舞ー』を2回観てきました!

 タイトルにわざわざ‘2回‘と表記する辺り、今後3回、5回…と、回数が続々増えていきそうですね。どうもこんばんは。お久しぶりでございます。

 

7月22日に初日を迎えた宙組宝塚大劇場公演『エリザベートー愛と死の輪舞ー』ですが、私は初日と29日に観劇いたしました。ちなみに現段階では東京公演も含めてあと9回観劇予定です。

 

なんだ、チケット全然無い~とか言ったら怒られるレベルの観劇回数じゃないか自分。でもまぁいつもだったら宙組の公演は宝塚だけで10回くらいは軽く観に行くので、いつもの公演に比べたら少ない、ということで『エリザベート』の感想に移りたいと思います。

 

ネタバレしますので、「My初日は真っ新な気持ちで迎えたいの!」という方はMy初日を迎えられた後、改めて遊びにいらしてくださいね。

 

 

宙組エリザベートー愛と死の輪舞ー』についてはこちら

 

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待ちに待った、初日開幕!

 

プログラム、スチール写真から伝わる大作への気合

 

 初日と言えば、公演プログラムや公演スチールが発売されるのも楽しみの一つです。まずは公演プログラム。宝塚のプログラムの表紙と言えば、トップスター様のアップがバーン!というイメージでしたが、今回のプログラムのお写真はこちら。

 

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www.tca-pictures.net

 

 主演の宙組トップスター朝夏まなと。引きのカメラでその超絶スタイルな全身を映したショット。プログラムの中から静かで強い眼差しを投げかけていらっしゃるまぁ様は、まぁ様らしさ(つまり太陽のような明るい笑顔と可愛らしさ)を封印して、どこから見ても黄泉の帝王、トート閣下です。なんて妖艶な美しさでしょう…。

 

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 お写真だけでこれだけの世界観を造り出せるなんてすごいですね。トートに寄り添っているのは、宙組トップ娘役スター実咲凜音様扮するオーストリア皇后エリザベート、シシィ。凜音ちゃんの不安そうな、でも‘死‘に惹かれている表情も素敵です。

 

 まぁ様と凜音ちゃんだけでなく他の宙組子の皆さまも、それぞれのキャラクターを丁寧に造りこんでいらっしゃって、それがお写真にも表れています。皆さま大絶賛の、宙組娘役スター伶美うららマダム・ヴォルフのスチールは美しすぎて迷わずに買ってしまいました。

 

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これ「買わない」っていう選択肢ない。今ではやっぱり売切れたりしているようなので、初日にゲットできてよかった♪。こんなスチール見せられたら期待しかないですよね。

 

期待と緊張感漂う客席

 

 やはり宝塚の代表作という事で客席は満席。立ち見の方も多いです。宝塚の代表作と言えば「ベルサイユのばら」もそうですが、本公演の主演であるまぁ様は‘ベルばら先輩‘(花組時代も含めたら4回以上出演されてる)。軍服姿がいかにお似合いかという事はわかりきっているので、想像しやすいですよね。

 

ですがそれに比べて『エリザベート』のトートは、本来のまぁ様のイメージとは真逆の陰のキャラクター。黄泉の帝王であり、‘死‘そのものであるトートは人間ではありません。劇中全くといっていいほど笑顔は見せず、闇に潜んでいる存在。いつも組子の皆さまに囲まれて、明るく元気な笑顔をはじけさせていらっしゃるまぁ様が、その笑顔を封印して、いったいどんなトート像を見せてくださるのかしら…!。我々ファン一同はドキドキそわそわです。

 

さらにさらに、凜音ちゃんの美声で「私だけに」(劇中で強く生き続けることを決意したシシィが歌う名曲)が聴ける…!。立て続けに濃い役が続いていた宙組二番手男役スター真風涼帆様扮するオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ一世。真風さんの久しぶりのソフトな役が楽しみ!宙組男役スター愛月ひかる様ルイジ・ルキーニや、役替わりトップバッターである桜木みなと様皇太子ルドルフにも期待大。それからそれから……!。興奮冷めやらぬままの状態で、ついに開幕です!

 

宙組エリザ総評

 

初日の緊張から、日々深まっていく宙エリザの世界

 

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kageki.hankyu.co.jp

 

 客席も緊張しているけれど、やっぱり初日は演者さんが一番緊張されています。そんなご様子が観れるのも、日の醍醐味ですね。1996年に初演されて以来、大スター様たちが演じてこられ、大勢のファンがいる『エリザベート』という作品を演じるという事はどれだけ大きなプレッシャーでしょうか。

 

 演出は大きな変更はなく、歴代の『エリザベート』そのままの世界が繰り広げられていきます。オリジナルの演出が加わらない、ということは、それだけ‘自力でオリジナリティを捻出しなければいけない‘ということ。やはりそれは大きな課題であるのでしょう。

 

皆さま初日から丁寧に役を造りこまれていらっしゃいましたが、大好きな宙組子の皆さまの‘その人らしさ‘が少し役に負けそうになっていらっしゃるようにも感じたので、登場人物達キャラクターの大きさ、難しさ、『エリザベート』という作品の奥深さを改めて実感しました。

 

ですがそれでも二回目に観劇した時には、宙組の皆さまは既に役を自分のものにされていて、こうしてお芝居は日に日に深まっていくのだなぁと、しみじみ。そしてさすがコーラスの宙組。組子の皆さま総出での大合唱は鳥肌がたつほどの迫力でした。歌もダンスも申し分なく、非常に素晴らしかったです!。

 

適材適所の配役

 

 本公演ではシシィの父親であるマックス伯爵役として専科から悠真倫様が特出されていますが、それ以外のキャストは全て宙組子の皆さまで構成されていて、組ファンである私は大満足です。

 

まぁ様のトート、凜音ちゃんのシシィはもちろんのこと、真風さんのフランツ(フィナーレの冒頭はフランツ役者さんのソロで始まるので、フランツはやっぱり二番手さんの役なんだろうな)、愛ちゃんのルキーニ、ずんちゃんのルドルフ、うららちゃんのマダム・ヴォルフ、そして宙組の歌姫・純矢ちとせ様太后ゾフィー、新人公演ではタイトルロールのシシィを演じる星風まどか様子ルド(少年時代のルドルフ)みんなみんな、ぴったりの配役!

 

メインの役どころ以外でも、先の宙組博多座公演『王家に捧ぐ歌』で圧巻の美声を轟かせていらした彩花まり様リヒテンシュタイン(皇后付き女官)の貫録、本公演で退団となる天玲美音様ラウシャー大司教の独特の間と雰囲気(ゾフィーに責められた時の「ちょっと…(てへ)」が面白い)。

 

そして実力派男役スター星吹彩翔様が今回演じていらっしゃるのはヴィンディッシュ嬢。精神病を持ち、自分こそがエリザベートだと疑わない少女の役。シシィとヴィンディッシュが扇を交換する演出は1998年の宙組公演以来のものだそうで、なんだか‘宙組版の演出‘って感じがして良いですね~。手渡されたシシィの扇を夢中で見やりながら、片手で自分のボロボロの扇をシシィに渡す星吹さんのお芝居とっても良かった!

 

ちなみにこの病室訪問のシーンで密かに名演技を披露していらっしゃるのが、私の激推し娘役スター瀬音リサ様。同じく精神病患者の役のありさちゃん。どうやって研究されたのかというほど精神病患者になりきったその演技は、たとえスポットライトが当たっていなくても目を奪われるものでした。

 

ありさちゃんはその他にも美容師やシシィの叔母役、舞踏会とカフェの場面でエレガントな夫人を(「ウエスト50㎝」で自分の腰に手を当てて、がっかりしてるの可愛い。ありさちゃんのこういう細かいお芝居が好き)、キッチュの場面では中国の美女を演じていらっしゃいました。大好きなありさちゃん、まぁ様を必死で追いかけながらもちゃんと見ています♡

 

そして本公演のエトワールはありさちゃん。娘役らしい可憐で澄んだ綺麗な歌声。公演発表の度に期待していたありさちゃんエトワールの夢が叶って私は幸せです♡。

 

 澄輝さやと様、蒼羽りく様、春瀬央季様革命家トリオもカッコ良かった。御三方ともスタイル抜群なのでスタイリッシュなその並びは見ているだけで眼福です。あき様の苦悩する表情が特に良い。ルドルフ役替わりも楽しみにしています。

 

他にもマデレーネ(黒天使)役の宙組娘役スター結乃かなり様。有名なマダム・ヴォルフのコレクションの場面も良いのだけど、黒ずくめのお衣装で、他の黒天使に混じってクールに踊っていらっしゃるのも素敵でした。

 

そう、黒天使といえば宙組男役スター和希そら様。そらくんも天真爛漫さを封印されていたけれど、相変わらずのキレのいいダンスを披露されていて、トート閣下の後ろで「あの人、光ってる!」って思ったら、それはだいたいそらくんでした。

 

 余談ですが、小池先生の作品は配役のオーディションがあるらしい、という噂を耳にしました。皆平等にチャンスがあるということでしょうか。あの役、この役、皆さまが一生懸命努力して勝ち取ったものだと思うと、またさらに胸に迫るものがありますね。もし本当なら、配役の適材適所にも頷けます。

 

とにかくもう、みんな素晴らしい。そして何より、どこを見渡しても大好きな顔がそこにある。ご贔屓組公演の楽しみの一つですね!。

 

華やかなフィナーレナンバーの数々

 

 眩しいスポットライトに照らされて登場される真風さんのカッコよさに、思わず笑ってしまうのですが、いったいどうすれば…?(笑)。「真風さんがカッコ良すぎて笑ける」。これ、最近の私の定説です。

 

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色気が…!。やっぱりこういうセクシーな真風さんを見なくちゃ帰れない!

 

 たーっぷりのフェロモンと、なんかそれに似た物質を銀橋辺りに置きっぱなしのまま真風さんが去って行かれると、次に登場するのは可愛い兵隊さんのロケット。今回は男役さんが多かった?。注目の若手男役スター瑠風輝様が真ん中ですごい目立ってました(新人公演では主演のトート役が決まっていますね。もえこちゃん、頑張れー!)。

 

 ロケットの後は、花びらのように大階段に横たわる娘役さんたちの真ん中にまぁ様トートが。久しぶりに娘役さんを大勢引き連れていらっしゃるまぁ様ですが、多分相当嬉しいだろうなぁと予想。

 

ちなみに客席から見てまぁ様のすぐ左後ろがうららちゃん、右後ろがせーこ様。ありさちゃんは右側の端にいらっしゃるのを確認済みです。真剣にまぁ様を見つめながらチェックしているので、三人が限界(笑)。他の娘役さんの配置は後々確認していきます。

 

 この後の男役さんの燕尾のダンスは、本当にカッコいい!。皆さまオラオラ感が出ていて、このダンスに全力のエネルギーをぶつけていらっしゃるように感じます。黒燕尾の場面は出れる人が限られているようなので(まぁ様が研一の時に初めて『エリザベート』に出演された時、まぁ様はロケットのメンバーだった為に黒燕尾のダンスには出られなかったそう)特にまぁ様がすごいイキイキされていて、このダンスを踊れるという事を本当に嬉しく思っていらっしゃるのがわかりました。

 

 まぁ様以外の皆さまも、とても誇らしげでキラキラされています。黒燕尾の群舞の後は、まぁ様と凜音ちゃんのデュエットダンス。今回のデュエダンは妖艶で大人っぽい雰囲気。『王家に捧ぐ歌』のデュエダンでは真っ白のお衣装と輝く笑顔で、ピュア感溢れる雰囲気を放っていらっしゃいましたが、今回はガラリと印象が違います。ただ一つ変わらないのは、まぁみりのぴったり感

 

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 まぁ様の腕の中に、すっぽり収まっていらっしゃる凜音ちゃんを見ると、とてもホッとします……私が

 

やっぱりトップコンビ二人だけのデュエダンは良い。難しい細かな振りも完璧で、お二人のコンビネーションの良さが伝わってきます。お二人の動きに合わせてオペラグラスも動かしながら、舞台袖に捌けて行かれるまで目を釘づけにされています。

 

その後に待っているのは、ありさちゃんのエトワールから始まるパレード。オペラ、外せない…!。初日はさすがのありさちゃんも緊張が隠せずにいらっしゃいましたが、二回目には落ち着いたご様子で、素晴らしい美声に聴き惚れて、可憐な笑顔に見惚れてしまいました。改めて、ありさちゃん、エトワールおめでとうございます!

 

ありさちゃんに続いて降りて来られるのは、もえこちゃん、そらくん、そしてうららちゃん。若手男役スターの真ん中で歌う、うららちゃんの輝くばかりの美しさ。うららちゃんはマダム・ヴォルフのお衣装ではなく、薄いすみれ色の綺麗なドレスをお召しでした。

 

そして、あき様りくくん春瀬くんの革命家トリオの階段降り。かなこちゃんは階段降り、初めてでしょうか。お三方揃って笑顔が眩しい。それから、ずんちゃんの大劇場公演初の大階段一人降りには感動しました。最後はいつものずんちゃんスマイルを見せてくださり、キューン♡。とっても可愛いです♡。

 

愛ちゃんはキラキラしたお衣装を纏って登場。お衣装よりも愛ちゃんのキラキラした笑顔の方が輝いていました。真風さんは白い軍服で、凜音ちゃんは鏡の間のシシィのドレスでのご登場。真風さんのシュッとした立ち姿は何度見ても素敵。そして凜音ちゃんの美声は最後まで耳に心地よいですね。シシィの華やかさも決して前に出過ぎる事無く、楚々とした娘役さんらしさを感じます。

 

さて、階段降りの最後を飾るのはもちろんトップスターである朝夏まなと様。やっぱりトップさんの登場が一番盛り上がりますね!。一際大きい拍手が鳴り響きます。組子の皆さまに優しい眼差しを投げかけながら、ゆったり階段を降りられるまぁ様。

 

勢いのあるお辞儀に大羽根の方が引っ張られているのは毎度のことですが、まぁ様が今回背おっていらっしゃる、この大羽根、凄いんです。細かい羽根が全部上向きに付いてる!。しかもキラキラしていて、まぁ様の大好きなファーもたっぷりあしらわれていて!。

 

劇中のトートの登場シーンの羽根がやや控えめだった分、パレードにドーン!と持ってきたのでしょうかね、新鮮です。

 

パレードの楽しみの一つでもある、まぁ様の全開の笑顔ですが、今回は黄泉の帝王に扮しておられるため、いつもの満面の笑顔を見ることはできません。どうやら劇中で全然笑わないので、フィナーレで笑おうとすると顔が引きつるという(同じく全然笑わないゾフィー役のせーこ様も)物理的原因もあるらしいです(笑)。

 

でも2回目に観た時は、お口をにぱっと開けてお手を振っていらっしゃったので、もしかしたら千秋楽辺りには、いつもの笑顔が見られる…?。まぁ様の笑顔がどうしても見たい!ファン心でした(笑)。

 

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次回はお一人ずつ、ゆっくりたっぷり(笑)、魅力と感想を紹介していきたいと思います。一記事ではとてもとてもまとまりませんでした。(^_^;)

 

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