宙組全国ツアー　佐賀公演レポ　～まぁ様凱旋公演！～

　１２月１１日に千秋楽を迎えた宙組全国ツアー公演『バレンシアの熱い花』／『HOT EYES!!』。梅田から佐賀、佐世保、鹿児島と遠征観劇をして、あっという間でしたが非常に濃厚な楽しい思い出を作ることが出来ました。現在絶賛”ほったいロス”中ですが、佐賀公演から順番に振り返っていきたいと思います。

佐賀に上陸したよー！

　佐賀公演があった１２月６日は１８時からのソワレ公演を観劇予定でしたので、公演前は佐賀観光をしておりました♪。海鮮料理を堪能したり、まぁ様の母校やオススメのカフェに行ったりなど…。とっても楽しいプチ観光でした♪。佐賀観光～まぁ様を巡る旅～のお話はまた改めてするとして。

ジャーン！！！

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佐賀市文化会館です！

この劇場はまぁ様が小さい時にバレエの発表会で舞台に立たれた思い出の場所なのですよね。そんな思い入れのある劇場を前にして、全然関係ない私も感激…！。

　劇場前にはこんなものが！。

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ーーー佐賀が生んだ宝塚宙組トップスター朝夏まなと　待望の凱旋公演！

地元の大きな愛を感じますね～♡。こんなにも素晴らしい御方を生んだ奇跡の土地、佐賀県！。ありがとうありがとう！！！。本当に来れてよかったー！。

　劇場の中には、まぁ様への応援メッセージを張り付けた特設ボードがありました。

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「おかえりなさい！」「佐賀の誇りです」などなど、愛が溢れるたくさんの暖かいメッセージにジーン…とします。凱旋公演っていいなぁ…。

劇場内の熱気が凄い

　太陽神(まぁ様)が降臨している為か、この日の佐賀は快晴でポカポカ陽気でしたが、さすがに日が落ちるとちょっと肌寒い…。ですが劇場内に足を踏み入れた途端すごい熱気が！。熱い！。そりゃあ暖房も効いてはいるのでしょうが、何より来場している皆さまの期待と興奮が熱気となって劇場内に充満している！。すごい！。

地元の方も多いのでしょうが、遠征組も頑張って佐賀まで来たもんね！。絶対盛り上がる！まぁ様凱旋公演、はやく観たい！！！。

広～い客席

　用意してくださっていたお席は一階席でしたが、舞台がちょっと遠く感じてしまうほど広い客席。大劇場のように横に広いというよりは、奥行きがある劇場でした。

公演のあった佐賀市文化会館大ホールは一階席と二階席があって、全部で１８１１人収容できるようですね。

詳細：佐賀市文化会館

　お席から見た舞台はこんな感じ。

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ちょっと下に下がり気味のミラーボールも、地方公演感があって良い。

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劇場内の様子は伝わりましたでしょうか。引き続き公演の内容を振り返っていきたいと思います！。

佐賀公演『バレンシアの熱い花』

　私も含め客席の皆さまが、ぐっと身を乗り出すような気持ちで(実際にはちゃんと座っていましたが)舞台を観ていました。まぁ様が登場される瞬間、ライトに照らされる瞬間…いちいち”拍手したくてウズウズ”してしまう。舞台上のまぁ様はとっても輝いていらして、私まで思わず誇らしい気持ちになってしまいました。

こんなに素晴らしい御方に出会えて、その方の生まれ育った場所で、こうして晴れの舞台を観ている！。なんて幸せなんだ！！！。

…あぁ、公演レポの話でしたよね、熱くなってスミマセン。

開演前のアナウンスから大拍手

お芝居の幕が開ける前に、まぁ様の開演アナウンスが流れます。「皆さま、本日はようこそお越しくださいました。宝塚歌劇団宙組の朝夏まなとです」というアナウンスが終わらないうちに、客席からの大きな拍手！。アナウンス時の拍手は通常初日と千秋楽の公演のみですが、初日以上の大きな拍手と歓声が沸き起こりました。客席の盛り上がりが伝わりますね。もちろん私もしっかり拍手してきました！。

深まるフェルナンドとイサベラの愛

　お芝居の内容にも触れておかなければ。佐賀公演、梅田公演より確実に深まっているフェルナンドとイサベラの愛が印象的でした。特にイサベラ！。うららちゃんイサベラの「大好き」が溢れる笑顔。フェルナンドしか見えない、という感じなのが良かったです。

　お祭りの時の、手に手をとって幸せそうに駆けていくフェルナンドとイサベラはとても眩しかったです。ここが二人の一番幸せな時ですよね、きっと。

また、切なそうに見つめているラモンに全く気が付いていないイサベラ、というのも良かった。ラモンは可哀想なのですが、イサベラはフェルナンドだけを真っ直ぐ見つめているのです。うららちゃん、可愛かった！。

まぁ様×うららちゃんのリフト

気持ちを確かめ合うフェルナンドとイサベラ。幻想の場面で、まぁ様とうららちゃんのリフトがありますが、佐賀公演のお二人のリフトは最高に綺麗でした。タイミングばっちり。うららちゃんがふわっとまぁ様の腕に飛び乗ると、そのまま綺麗な弧を描くように回転するまぁ様。うららちゃんの赤いドレスの裾が花びらのようにひらひらしていてうっとりするほど美しいリフトでした。

未来のタカラジェンヌが生まれるのが楽しみ

　カッコ良くて、なにより美しい…古き良き宝塚の男役らしい魅力を持つまぁ様を見て、佐賀からタカラジェンヌを目指す女の子が出てくるといいなぁと改めて思いました。何年後かに「佐賀の全国ツアー公演で朝夏まなとさんを見て…」なんて言ってくれるのを想像するだけで…感無量です！(笑)。

『HOT EYES!!』

　お芝居に引き続き、待ってました！HOT EYES!!。佐賀公演はなんといっても、ショーが最高潮に盛り上がりました。今回の全ツの公演の中で一番盛り上がっていたと思います。

まぁ様が登場すれば大拍手、客席に降りれば無数の手が伸びる伸びる(笑)。こんなにキャーキャー歓声があがる宝塚の公演が今まであったでしょうか。まるで朝夏まなとコンサートにやってきたような錯覚を起こします。でもなにより最高に楽しそうなまぁ様のお姿が見られたことが一番嬉しい～♡。

主役はまぁ様！

　間違いなくこの日の主役はまぁ様でした。まぁ様を見つめる客席はもちろん、組子の皆さまも暖かい眼差しでまぁ様を見つめていらっしゃって、あの場所にいた全員が「まぁ様のことが大好きでたまらない！」雰囲気でした。絶対されないとは思うけれど、胴上げでもされかねないくらい(笑)盛り上がりました。

まぁ様から「いいね！」を貰う、の巻

　HOT EYES!!のテーマ曲でのまぁ様＆組子の皆さまによる客席降り。客席の真ん中辺りまでやって来られたまぁ様は両手を大きく左右に振っていらっしゃって、自然とそれに習う客席(笑)。まぁ様は嬉しそうに「いいね！」と仰っていました。それに対してまた「キャー――ッ！！！」となる客席の私たち(笑)。なんかもうずっとキャーキャー言っていた…。なんなのだろう、あの眩しい御方は…可愛い♡、みたいな。

「ただいま！！！」

　ダイヤモンド・アイズの場面。まぁ様が階段上に登場され、スポットライトが当たり、「EYE！」とウィンクを飛ばすところ。佐賀公演では、

まぁ様「…ただいま…！！！」

に、言い換えられていました。キャーーーーーー！！！と大歓声(悲鳴？)が上がる客席(もう驚かない。ただただ楽しい)。その後の「JAJA馬　JAJA馬」というところも「ただいま　ただいま」と、ただいま連呼するまぁ様でした♡。おかえりーーーーー！！！。

方言＆投げチュー炸裂させるまぁ様

　キッスは目にして！では、冒頭からロックバンドの煽りみたいな勢いのまぁ様(笑)。

まぁ様「Heyhe～～y！！！佐賀の皆さん、こんばんはーーー！！！」

(「こんばんはー！！！」と応える客席)

まぁ様「好いとーばい！！！」

(キャぁぁぁあああーーーーーー！！！、となる客席)

まぁ様「二階も見えとーばい！！！」

(きゃあぁぁあああああ！！！…ってなったけど落ち着いて、あなたは一階席)

　そんなこんなで客席中央辺りまで再び降りてきてくださった太陽神まぁ様は「キッスは目に」「キッスは目に」という歌詞に合わせて三段階投げチューを飛ばしてくださいました！。上手から下手に掛けて順番に、均等に網を張っていく(笑)まぁ様。

「キッスは目に！」(まぁ様投げチュー①。客席「キャー――ッ！」)

「キッスは目に！」(まぁ様投げチュー②。客席「キャー――――ッ！！！」)

「キッスは目にして！」(まぁ様投げチュー③。客席「ギャー―――ッ！！！！！」)

ちなみに私は投げチュー③の位置にいましたが、周辺の皆さまがもはや”投げチュー待ち構え体制”で、まぁ様を見つめていたのが面白かったです。もちろん私も待ち構えていました！(笑)。

　ちなみにまぁ様はいつも通り、曲中で客席一列目のお客様と握手しながら横移動されていたのですが、センターの席に座っておられたご婦人に突然近づいて、思いっきりお顔を寄せられるではありませんか！。

ひえー！あんなことされたら気絶しちゃうよ…と思っていたのですが、どうやらそのご婦人は、まぁ様のおばあ様だったそう！。ビックリ！。やっぱり地元凱旋公演、ご家族やご友人もたくさん観に来られていたのでしょうね。まぁ様、嬉しかっただろうな～♡。

　あ、みんな大好き♡まぁ様の舞台足掛けは、佐賀でもしっかり披露してくださいましたよ！。

まぁ様のイノセントな美しさに息をのむ

　Forever EYESの場面。舞台上で一人踊るまぁ様を、皆が息をのんで見つめていました。まぁ様…ついさっきまで散々投げチューやらウィンク飛ばしまくっていたのに…。私たちもキャーキャー大騒ぎしていたのに…。すっかり忘れて舞台に引き込まれてしまいます。

ピアノの音色を身体に纏わせて踊っていらっしゃるお姿が、尊いほどの美しさ。髪型もナチュラルに整えていらっしゃって、動かれる度にはらりと流れるのも素敵でした。最後に笑顔で振り返って階段を駆け上がり光に溶け込んでいくような演出も、何度見ても感動してしまいます。やっぱりまぁ様は綺麗…。

真風さん！！！

　サファイアの瞳を歌いながら客席を練り歩く真風さん。客席降りの時、まぁ様は割とタ―――ッと掛け抜けていかれるイメージですが、真風さんはゆっくりじっくり一人ずつ確実に(笑)落としていかれますよね。けっこう近くまで来てくださったのですが、真風さんのスターオーラを改めて実感しました。

「真夜中の　Tokyo City Lights」は「Saga City Lights」に替え歌されていました。こーいうの楽しい！。

　曲の終盤に少しハプニングが！。上手側をお客様と握手しながら歩いていらっしゃった真風さんですが、突然ズルっと階段から滑り落ちそうに！。「真風さん！！！(汗)」と焦ってしまいましたが、ちょうど握手していらっしゃった方がギュッと引っ張ってくださった様子。ギュッと支えられてる真風さんが女の子で、不謹慎だけれどちょっと可愛かった。お怪我が無くて良かったです。その後真風さんは「ありがとう～！」という風に、引っ張って貰った方にしっかり握手されていました。ほっこり。

湧き上がる大歓声

　フィナーレの階段降り。組子の皆さまが続々と降りて来られた最後に、皆さまお待ちかねの本日の主役！まぁ様が大羽根を背負ってご登場。スポットライトが当たると大きな拍手と共に「ヒューーー！」や「キャーーーー！！！」という歓声が沸きあがりました。そうですよね、一番誇らしい瞬間ですよね、ここね！。

世界中の視線を集めて

果てしない大空を思いきり羽ばたきたいよね

時には熱く　時にはクールに

HOT EYESで愛し合おう

劇場中に響き渡るまぁ様の歌声。キラキラと輝く瞳…。私も胸がいっぱいになりました。まぁ様ーーー！凱旋公演おめでとうございますーーーー！！！(感涙)。

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