ミルクとシロップ

ご訪問ありがとうございます♪ 大好きな宝塚についてのブログです。ご贔屓は朝夏まなとさん。まぁ様のお話が極端に多いです。

まいにち ミュージカル まいにち まぁさま♡

まぁみりコンビの軌跡を辿る② ~つないだ手は、とけない魔法~

 まぁ様と凜音ちゃんが揃って宙組に組替えされたのは2012年。まぁ様は6月1日付け凜音ちゃんは5月29日付け宙組生となられました。組替えの日付が微妙にずれているのは、花組でのラスト公演がお二人別々の作品に出演されていた為です(まぁ様は全国ツアー公演『長い春の果てに』/『カノン』凜音ちゃんはバウホール日本青年館公演『近松・恋の道行』)。

 

新生宙組スタート

 宙組は6代目トップスター凰稀かなめを中心に新しいスタートをきりました。そして凜音ちゃんは研究科4年で、かなめ様の相手役としてトップ娘役に就任されました。かたやまぁ様も宙組主要メンバー’sに堂々の仲間入り。新生宙組お披露目公演である銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』では代々二番手男役スターが務めることの多いフィナーレ冒頭の銀橋ソロに抜擢されていました。

 

銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』フィナーレのパレードで銀橋に並ぶまぁ様と凜音ちゃん。宙組一年生。まだ初々しい感じです。

 

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 2012年宙組公演『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』より

 

 2013年宙組宝塚大劇場東京宝塚劇場公演『モンテ・クリスト伯

 

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TAKARAZUKA REVUE 公演案内

 

STORY

「岩窟王」のタイトルでも知られる「モンテ・クリスト伯」は、幾度となく映画化、舞台化されたデュマの名作。19世紀初頭のフランス、若き一等航海士エドモン・ダンテスは、美しき婚約者メルセデスとの結婚も決まり幸せの絶頂にあった。だが彼に嫉妬する人物によって身に覚えのない罪を着せられ、孤島の監獄に投獄される。獄内でファリア神父と知り合ったダンテスは脱獄に成功、モンテ・クリスト島の財宝を手に入れ、モンテ・クリスト伯爵となり、彼を絶望のどん底におとしめた人々に復讐を開始する。本作は復讐だけでなく、ダンテスを罠にはめた男の妻となったメルセデスとの「愛の葛藤」も織り込みロマン溢れる舞台となります。

 

原作:アレクサンドル=デュマ・ペール
脚本・演出:石田 昌也

 

フェルナン…朝夏まなと

メルセデス実咲凜音

 

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まぁみり夫婦役

 

 夫婦役きたーーーーーーー!!!

 

 純粋な少女期から命がけで子供を守る母親へと成長したメルセデス。凜音ちゃんのメルセデスはとりわけ心に残る役のひとつです。一方ここまで性根の腐った悪人役は後にも先にもこれっきりな、まぁ様のフェルナン。愛は無いとはいえ、物語の中で共に年月を重ねていくフェルナンとメルセデスの”連れ合い感”は、まぁみりならではのものでした。

 

 本当はメルセデスに愛されたかったのにその術を知らなかったフェルナン…という視点で見ると、ちょっと彼が可哀想にも思えてきますね。

 

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2013年宙組公演『モンテ・クリスト伯』より

 

 

『Amour de 99!! -99年の愛-』第15場『メモアール・ド・パリ』より”パッシィの館”

 

泥棒紳士…朝夏まなと

令嬢…実咲凜音

 

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宙組に来てから初のデュエット披露

 

 一幕が『モンテ・クリスト伯』、そして二幕がこの『Amour de 99!! -99年の愛-』というショーでした。このショーの中の一場面『パッシイの館』は1986年花組公演『メモアール・ド・パリ』の中で、元男役スターで伝説のダンサーでもある大浦みずき様が演じられた場面です。

 

おなじくダンサーとしての誉れ高きまぁ様と、まぁ様に寄り添うように可憐に舞い踊る凜音ちゃん。こういったクラシカルさ漂うエレガントなダンスで魅せる場面は、お二人にぴったりです。

 

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2013年宙組公演『Amour de 99!! -99年の愛-』より

 

まるでまぁみり様の為に作られたシーンのような…。それでもこの頃はまだお二人の息を合わせるのにとっても苦労したそうです。ちなみに本作は2013年宙組全国ツアー公演で再演されました。大劇場公演と全国ツアー公演を比べると凜音ちゃんの鬘や、まぁ様の表情、仕草が少し違っていて新鮮です。

 

2013年宙組宝塚大劇場東京宝塚劇場公演『風と共に去りぬ

 

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TAKARAZUKA REVUE 公演案内

 

原作/マーガレット・ミッチェル
脚本・演出/植田 紳爾 演出/谷 正純

 

スカーレット・オハラ朝夏まなと

メラニー・ハミルトン…実咲凜音

 

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娘役×娘役の奇跡

 

 タラの大地主の娘で華やかな美貌と激しい気性を持つスカーレットと心優しい博愛主義者メラニー。本公演ではまぁ様はスカーレットの想い人アシュレ・ウィルクス役も役替わりで演じておられましたが(ちなみにアシュレの時は凜音ちゃん演じるメラニーと夫婦役!!)、印象深いのはやはり、まぁ様スカーレットと凜音ちゃんメラニーの”娘役×娘役”の並び。

 

レット・バトラー役のかなめ様を挟んで並んでおられるドレス姿のお二人の可愛らしさといったら!!!。思い出すだけで胸アツです!!!前述の『パッシィの館』の二人と同じ人たちやで~。

 

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2013年宙組公演『風と共に去りぬ』より

 

 大きな母性でスカーレットを包み込んでいるメラニーを、スカーレットも心の奥底で大切に想っているのですよね。『風と共に去りぬ』という作品の魅力のひとつに、二人の女性の生き方があります。正反対の性格でありながらお互いに共存しているスカーレットとメラニー二人の強い結びつきを感じさせる、まぁみり様のお芝居だったなと思います。

 

かなめ様のキュンポイントに共感する二人

 

 タカラヅカスカイステージの番組内で放送された本公演の突撃レポートのコーナー。公演の見所を尋ねられた凜音ちゃんがかなめ様演じるレット・バトラーがネクタイを緩める仕草を挙げておられたのですが、その時のまぁみり様の共感具合がとっても可愛らしかったのです。

 

「あの、椅子に座って酔っぱらった後の…あの、なに…」

「これでしょ!!!???(エアーネクタイを緩めるまぁ様)

「これ!これっ!!!(まぁ様と一緒にエアーネクタイ緩めをする凜音ちゃん)」」

「知ってます?♡」

「クッ、ってやるやつ♡」

 

TAKARAZUKA NEWS Pick Up #341「宙組宝塚大劇場公演『風と共に去りぬ』突撃レポート」~2013年10月より~

 

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「わかる?」「わかるわかる!」とでも言うように、かなめ様を挟んでエアーネクタイを緩めて見せるまぁみり様♡。この「女子感」もお二人の魅力です。あ~~可愛かった~~~(*^_^*)

 

まぁみり宝塚GRAPH表紙を飾る

 

 宝塚GRAPH2014年7月号の表紙はまぁみり様でした。

 

 

 この号が発売されたのはちょうど、かなめ様の退団発表の直後。トップスターの退団。相手役である凜音ちゃんはどうするの?。次期トップスターに就任するのは一体誰…?。”次期トップスターはまぁ様”説が有力ではあったものの、当時の宙組は今のように番手がハッキリしていなかったこともあり、この頃はモヤモヤ気を揉んでいました。

 

ですが、この時期にまぁみり表紙のGRAPHを持ってくるとは…次期トップコンビの伏線としか思えませんな…なんて思っておりましたが…。

 

 そんなモヤモヤは別にしても、この二人寄り添うまぁみり様のしっくり感。ネイビー×ホワイトで揃えたお洋服がとってもお似合いです。また表紙撮影ルポに掲載されているお二人のお写真は、表紙の大人っぽい雰囲気から一転してはじける笑顔がいっぱいでした。

 

終始、元気一杯の二人の笑い声に包まれた撮影現場となりました。

 

宝塚GRAPH2014年7月号より

 

見ているこちらも思わず「ふふふ」と笑ってしまいそうな、お二人のお姿でした。

 

2014年宙組全国ツアー公演『ベルサイユのばらーフェルゼンとマリー・アントワネット編ー』

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ポスター | 宙組公演 『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

脚本・演出/植田 紳爾
演出/谷 正純

 

ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン…朝夏まなと

マリー・アントワネット実咲凜音

 

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主演コンビとして全国ツアーを回る

 

 宙組は2014年宝塚大劇場東京宝塚劇場公演『ベルサイユのばら -オスカル編-』に続いて、同じ『ベルサイユのばら』シリーズである”フェルゼンとマリー・アントワネット編”を全国ツアー公演として上演されました。主演を務められたのはもちろん、我らがまぁみり様です。いよいよ”まぁみり次期トップコンビ説”が色濃くなってきました。

 

 花組時代から『ベルサイユのばら』にはご縁のあるまぁ様が、満を持してのフェルゼン役。まぁ様フェルゼンの気品に溢れたエレガントな佇まいが忘れられません。そしてマリー・アントワネット役の凜音ちゃんの、心の琴線に触れる歌声に涙が止まりませんでした。

 

甘やかなデュエットダンス

 

 本編は悲しい最期で幕を下ろしますが、フィナーレのデュエットダンスは非常に甘やかな雰囲気で、まるで天国で幸せそうに踊るフェルゼンとアントワネットそのものでした。

 

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2014年宙組公演『ベルサイユのばら -フェルゼンとマリー・アントワネット編-』より

 

「まぁみり様ほど古き良き宝塚の伝統的な美しさを体現しているコンビはいない!!!」とさえ思わせてくださったデュエットダンスでした。

 

NOW ON STAGEでも甘やか

 

デュエットダンスについてはNOW ON STAGEでもお話されていました。「天国で幸せになれたね」と頷きあうまぁみり様♡。パッシィの館の時に苦労したかいがあって(笑)、今回は踊りやすかったそうです。お二人のデュエットにうっとりな周りの皆さまのコメントに「良かったね」「うふふ」って微笑みあっておられるお姿が、今改めて見ると新鮮です。

 

「愛を育みましょう」

「はい♡」

 

NOW ON STAGE 宙組全国ツアー公演『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』より

  

仙台公演トークショー

 宙組全国ツアー公演『ベルサイユのばらーフェルゼンとマリー・アントワネット編ー』では、三日間の仙台公演の間に宙組メンバーによるトークショーが開催されました。まぁ様と凜音ちゃん、その他数名の宙組子の皆様がご出演され、自己紹介や全国ツアーのエピソード、仙台の印象…などなどお話しされていました。特に印象深いのは「自分の役以外でやってみたい役」の質問に答えるまぁみり様

 

まぁ様は凜音ちゃん演じるマリー・アントワネット、凜音ちゃんはまぁ様演じるフェルゼンを挙げられ、それぞれ演じてくださいました。

 

まぁ様

「さようなら、ベルサイユ。さようなら、パリ。さようなら、フランス…!!!」

 

超ドヤ顔のまぁ様(笑)。

 

凜音ちゃん

「王妃様…おいたわしい…」

 

凜音ちゃんが「一人では出来ないので」とまぁ様に相手役を頼んでおられたのが可愛らしかったのと、まぁ様が快く引き受けながらも「肩幅広いけど大丈夫?(笑)」なんて言って笑っていらっしゃったのも可愛かった!。

 

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恥ずかしかったのか凜音ちゃんはセリフを言い終わるとそのまままぁ様にギューッと抱きついておられて、まぁ様は大爆笑(笑)。お二人ともとっても嬉しそうで楽しそうでした。まぁみり様のこーいう姉妹感?みたいなところが好きです。可愛い♡。

 

まぁみり次期トップコンビ就任発表

 

 2014年9月30日宝塚歌劇公式サイト様より運命の発表がありました。

 

宙組次期トップスターについて

 

この度、宙組次期トップスターに宙組朝夏まなとが決定致しました。

尚、新トップスターとしてのお披露目公演は、2015年3月25日に初日を迎える宙組梅田芸術劇場公演『TOP HAT』となります。

 

宝塚歌劇公式HPより

 

まぁ様のトップ就任発表!!!。待っていましたこの日を!!!。そしてお披露目公演『TOP HAT』の詳細ページに記載された「主演…朝夏まなと・実咲凜音」の文字。宙組次期トップコンビがまぁみり様であることが決定した瞬間でした。

 

2014年宙組宝塚大劇場東京宝塚劇場公演『PHOENIX宝塚!! ー蘇る愛ー』より第16場『火の鳥

 

黒い星の男S…朝夏まなと

白い星の女S…実咲凜音

 

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プレプレお披露目?!まぁみり版ロミオとジュリエット

 

 PHOENIX宝塚!! -蘇る愛-』は、かなめ様の退団公演のショーです。凰稀かなめ様の華やかな美しさと深い愛、男役としての全てが詰まったショーであったと同時に、まぁみり様による次期トップコンビのプレプレお披露目のような場面が大変思い出深い作品です。演出はショー演出の神様藤井大介先生。さすがです。その一言に尽きる。

 

 第16場『火の鳥』の場面。黒い星と白い星の民が戦いに明け暮れている中、火の鳥かなめ様に引き寄せられて出会う、黒い星の男まぁ様と白い星の女凜音ちゃん。出逢うはずの無い二人が出会って恋に落ちる。二人の愛こそが平和の象徴…だなんて、まるでロミオとジュリエットのようです。

 

現に下の写真のお二人の振りは、振り付け担当の先生がロミオとジュリエット』でどうしても使いたかった振り(でも却下された)なんだと、お茶会の時にまぁ様が教えてくださいました。

 

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2014年宙組公演『PHOENIX宝塚!! -蘇る愛-』より

 

 まるで磁石のように引き合うお二人の空気感。セリフが無くても伝わる幸福感にうっとりしてしまいました。好きなまぁみりデュエダン(に分類していいのかはわからないけれど)ランキングの中でもかなりの上位に入っている場面です。

 

 

2014年宙組宝塚大劇場東京宝塚劇場公演『PHOENIX宝塚!! ー蘇る愛ー』より第24場『PHOENIX 宝塚!!』

 

フェニックス男S…朝夏まなと

フェニックス女S…実咲凜音

 

まぁみりWエトワール

 

 引き続き『PHOENIX宝塚!!』よりフィナーレのパレードの場面。かなめ様の姿を包むように幕を下ろした緞帳が再び上がると、そこには真っ白の羽根を背おったまぁみり様のお姿が!。次期トップコンビによるWエトワールです。

 


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約束しよう いつかまた出会えると

赤い糸で結ばれているから

約束しよう 必ずまた蘇る

奇跡の出逢い 運命なのだから

フェニックス 明日は笑顔で

フェニックス 抱きしめ

そうさ フェニックス 明日はハレルヤ

いつも心に フェニックス

 

2014年宙組公演『PHOENIX宝塚!! -蘇る愛-』より

 

お二人の羽根が重なるように揺れていたのが大変感慨深かったのを覚えています。

 

花組の幼馴染カップルが宙組のトップコンビに

  

 2015年2月16日宙組新トップスターにまぁ様が就任。トップ娘役は凜音ちゃんが続投。晴れて新生宙組がスタートしました。太陽のように周りを照らすトップスター、そして実力キャリア共に十分なトップ娘役。これから始まる日々が楽しみで仕方ない…夢のような毎日が始まりました!。

 

 

まぁみりコンビの軌跡③に続きます。

 

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