宙組『エリザベート』キャスト編 ～麗しの美女シリーズ その① 伶美うらら様～
観れば観るほど、その奥深さにハマる宙組公演『エリザベートー愛と死の輪舞ー』。主要キャラクター以外にも、魅力的なキャラクターたちがたくさん登場します。なかでも今回注目したいのが宙組娘役スター様方が演じる”麗しの美女たち”。宙組は男役さんだけではなく、娘役さんも長身のスター様が多いので見応えがあります。全員は紹介しきれませんが、ピックアップしてお話していきたいと思います！。
魅惑の女主人、伶美マダム・ヴォルフ
衝撃のスチール
宝塚歌劇では公演初日になると、メインキャストのスチール写真が一斉に発売になります。宝塚大劇場公演初日、公式HPにUPされたスチール写真の一覧を見た瞬間、ファン騒然となったのが、ウィーン一の高級娼館の女主人、マダム・ヴォルフを演じる伶美うらら様のスチールでした。
噂の衝撃スチール写真はこちら
この匂い立つような美しさ…！。
「…うららちゃんが！」「やばい美しい！」「なにこれ買うでしょ！」「うらら様…！(崇拝)」。SNSでも大騒ぎでした。予想の遥か上を超えてきた、うららちゃんマダム・ヴォルフのビジュアル。うららちゃんのスチールは、もちろん私も初日に買いましたよ～♡。
圧倒的な存在感で劇場中の視線を独り占め
静止画だけでこれ程までに話題を掻っ攫っていったうららちゃんですが、実際に舞台上でそのお姿を拝見すると…これがもうさらに凄かった！。
セクシーなドレスのスリットから見え隠れする美脚(ガーターベルトが付いてるの！ひぃ…！)。ショッキングピンクのファーをひらひらさせるお姿は、まるでヴィーナスの化身のような美しさ…。妖艶な眼差しに、いたずらっぽいお茶目さも覗かせる表情に釘付けです。
うらら様のマダム・ヴォルフは第一線を退いた娼館の女主人なんかじゃない！。バリバリ現役でしょ！。一日一千万円くらい平気で売り上げるでしょ？！。女主人が一番美しい娼館って一体何なんだ…！！！。
ドスをきかせた歌い方も、うららちゃんに合っていてカッコいいです。最後の高笑いもクセになる…♡。
また『マダム・ヴォルフのコレクション』を歌いながら、うららちゃんが長テーブルの上に上るシーンがあるのですが、うららちゃんの手を取っている男役さんが、うららヴォルフ様に( ﾟ ρ ﾟ )ﾎﾞｰーーーってなっている小芝居をされているのです！。…わかる！。私も絶対そうなる！！。
”まかうら”、”あいうら”が楽しめる♪
マダム・ヴォルフのコレクションの場面では、みんな大好き真風さん×うららちゃんの”まかうら”と、愛ちゃん×うららちゃんの”あいうら”の並びが見られるのも嬉しい。
うららヴォルフ様は、カメラを抱えた愛ちゃんルキーニに「ちゃんと撮るんだよ！」というように合図をされています。…カッコいい…♡。
フランツとマデレーネを、腕を組みながら高みの見物しているうららヴォルフ様のお姿は、スポットライトが当たっていなくても見入っちゃう…♡。
またノリノリの愛ちゃんルキーニとは違って、真風さんフランツには顔を背けられるのだけれど、うららヴォルフ様はそんな真風さんフランツの背中にお美しい腕を纏わりつかせ、「ほんとは好きなくせに…」的な含み笑いをされているのです…！。うららちゃんの、下からすくい上げるように相手の目を覗き込むような、挑発的な見つめ方、好きだー。
マダム・ヴォルフじゃない、うららちゃんも見られるよ！
実はマダム・ヴォルフが出てくるのは二幕の一場面だけ(もっと見たいよー)。ですのでうららちゃんは、様々な場面で密かに登場されています(舞踏会の場面とかエーヤンのところとか、ミルクとか)。
フィナーレのパレードで大階段を降りてこられるうららちゃんは、綺麗な薄い紫のドレスをお召しになられています。その笑顔は、まさに天使！。「マダム・ヴォルフ？。どなたのことかしら？」みたいな(笑)。うららヴォルフ様ファンとしては、マダム・ヴォルフの恰好で出て来て頂きたかった気持ちもあるのですけれどね…。
でも、うららちゃんってどんなに濃い役をされていても、一瞬で毒っ気を抜くのが上手いなと。本来のうららちゃんは、悪女とは程遠い、ほんわかした雰囲気の可愛らしい娘役スター様ですものね。…ギャップ(萌)。
他のスターさんの話も一緒にするつもりでしたが、うららちゃんに一記事分軽く割いてしまったので(うらら様ったら♡)、他の美女たちのお話はまた別記事で。
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