ミルクとシロップ

ご訪問ありがとうございます♪ 大好きな宝塚についてのブログです。ご贔屓は朝夏まなとさん。まぁ様のお話が極端に多いです。

まいにち ミュージカル まいにち まぁさま♡

暁のハルモニア第五話のレポートと感想【ネタバレあり】

 

第五話のあらすじ 【ネタバレあり】

 

主な登場人物についてはこちらの記事で。

 

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 宗教裁判に掛けられたヨアヒムを助けに現れたイザーク。彼の主君であるというヴァレンシュタインの名を聞いたカリストの側近たちは一同に狼狽え始めた。カリストはこれらを戒めるも悔しさを隠せずにいた。ヴァレンシュタインカリストは浅からぬ因縁があったのだ。

 

イザークは淡々とヨアヒムの弁護を進めた。神を冒涜しているのはカトリック改革委員会の方だイザークは述べるが、カリストはこれを真っ向から否定した。イザークがヨアヒムが悪魔と契約したという明確な証拠の提示を求めると、物的証拠があると言い張るカリストは、血で描かれた悪魔の契約書を差し出した。これは完全なでっち上げだったが、ヨアヒムにはそれを撤回できる術がない。

 

だがイザークはこれを一蹴した。彼はこの悪魔の契約書とやらを代筆した男を証人として連れて来ていたのだった。魔女の嫌疑を掛けられた男の妹を助けることを約束して。代書屋のホルツマンと名乗るその男は確かにその契約書を作成し、ヨアヒムの署名も自分が代わりに書いた、と宣言した。これにはカリスト側も驚き、引き下がる他なかった。

 

 身柄を釈放されたヨアヒムはそれ見た事かと笑うイザークに心から礼を述べ、何故自分の身に危険が迫っていることを知ったのか理由を尋ねた。イザークマインツで暗号解読官が処刑されたという情報を知り、警告の手紙を書くよりも出向いた方が早い、と急ぎ友の元へと駆け付けたのだった。

 

またイザークは、自分をここに寄越してくれたのはヴァレンシュタイン公だと言った。ヴァレンシュタインカリスト枢機卿を嫌っており、またヨアヒムのように能力のある者がつまらないことで命を落とすのが気に入らない、というのがその理由だった。

 

”能力のある者なら、その者がカトリックプロテスタントかということには拘らない”

 

そんなヴァレンシュタイン公を、イザーク「面白い御人」だと言った。主君と上手くいっている様子の友を見て、ヨアヒムは安堵した。つかの間の再会の後、イザークはすぐにプラハへと戻らなくてならず、ヨアヒムに直ぐにマインツを出るようにと忠告すると、急ぎその場を後にした。

 

 ヨアヒムは言われた通り一刻も早くマインツを出ようと、置いてきたルディを探し始めた。そんなヨアヒムの前に再びガブリエラが現れる。彼女はヨアヒムとイザークが別れるのを見計らって、ヨアヒムに最告発状を突き付けた。ヨアヒムは再び囚われ人になってしまうのだった。

 

 カリスト枢機卿は再び捕らえたヨアヒムを拷問に掛けていたヨハネス・ケプラーからどのような事を吹き込まれたのかと尋ねヨアヒムを縛り上げるが、ヨアヒムは決して口を割らなかった。

 

そんなヨアヒムを見て、ガブリエラはカリストヨアヒムを神の審判によって裁いて貰うのはどうかと申告した。神の審判…被告人は両手足を縛られライン川に深く沈められる。もし潔白であればそのまま溺れ死に、もし妖術師であれば悪魔との契約により水に浮かぶはずであり、その時は有罪として火炙りの刑に処す、というのだ。

 

 マインツの街では妖術士をライン川に沈めるという事で、多くの市民たちが不安げな面持ちで事の成り行きを見守っていた。ヨアヒムと同じく彼を探し続けていたルディは人ごみをかき分け前方に出ると、両手足を縛られたヨアヒムの姿を見つけて叫んだ。その時、街に大砲の音が響き渡った。スウェーデン軍が街を攻めてきたのだった。

 

 船頭に立たされたヨアヒムはガブリエラによってライン川に突き落とされる。薄れていく意識の中でヨアヒムは、ケプラーが自分に遺した暗号の秘密を解き明かす為、こんなところで死ぬわけにはいかない、と神に祈りを捧げながら意識を失った。

 

 ヨアヒムは自分を呼ぶルディの声で目を覚ます。気が付くと彼は寝台に寝かされていた。泣きついてくるルディを抱きしめるヨアヒムの元へ北欧の貴族らしき青年がやって来た。スウェーデングスタフ・アドルフの宰相、アクセル・オクセンシェルナ伯爵である。

 

オクセンシェルナはヨアヒムにマインツの地はスウェーデン軍が占拠し、ヨアヒムの身柄も自分が預かった、と告げた。礼を述べるヨアヒムにスウェーデンでは不当な宗教裁判を禁じているとこれを辞したオクセンシェルナは、ヘッセン=カッセル方伯夫人、アマーリエからヨアヒムの話を聞いていたと伝える。

 

ヨアヒムの脳裏に美しいリュートの音色と共に、慈悲深いアマーリエの表情と声が蘇った。

 

”ーーーオクセンシェルナ伯爵

貴方様の高潔なお人柄を信頼してお願い申し上げます。マインツ市を手中に収められました暁には、どうか我が友ヨアヒム・ハインツェルの為に便宜を計って頂きたいのです。彼は我がヘッセン=カッセル方伯家の恩人。志の高い学者で医者としての腕も確かである事、アマーリエ・エリーザベトが保証致しますーーー。”

 

 アマーリエ夫人は非常に聡明な方で、彼女がここまで言うからにはヨアヒムは信頼に足る人物だと判断した、とオクセンシェルナは語った。オクセンシェルナは穏やかな口調で、ヨアヒムにルディと共に暫く静養するようにと告げた。ルディは預かっていたケプラーの手帳をヨアヒムに差し出した。再び手元に戻ってきた大切な手帳を見やり、ヨアヒムはようやく安堵のため息を零したのであった。

 

 三人の元へ、今度はスウェーデングスタフ・アドルフがやって来る。ヨアヒムが畏まった様子で挨拶をすると、グスタフは朗らかに笑って「優れた天文学者にして医者だと聞いている」と、彼に声を掛けた。

 

グスタフ王はヨアヒムに傷が癒え、戦乱がひと段落した暁には自分と共にスウェーデンへ来る気はないか、と尋ねた。グスタフ王は次期スウェーデン女王となる娘のクリスティーナ王女の為に優れた教師を集めているところだった。彼は宗教裁判で弾圧されるような新しい考えを持つヨアヒムを是非王国に迎え入れたいと考えていた。

 

「古い信仰が閉ざしてきた扉を開き、曇りなき眼で世界の真の姿を見出せる人間が必要なのだ」と語るグスタフ王。ヨアヒムはグスタフ王の輝く青い瞳をじっと見つめた。そこに何が映っているのか見つけようとするかのように。

 

 一方、プラハヴァレンシュタイン公の元へ無事帰ってきたイザークに、ヴァレンシュタインは一通の手紙を差し出した。スウェーデン軍の猛攻に圧された皇帝フェルディナント二世が直々に、ヴァレンシュタインの再出陣を願い出てきたのだった。

 

ヴァレンシュタイン皇帝軍がさらに追い詰められた時に戦場へ赴き、己の軍の力を高く売りつけてやろうと考えていた。更にヴァレンシュタインイザークに己の出自を語る。彼は貧しい下級貴族の生まれだが、誕生の時、その頭上には支配者の星・木星が輝いていたという。

 

「生まれなど関係ない。俺は己の力で自分がどこまでいけるものか試してみるつもりだ」、とヴァレンシュタインイザークに告げた。イザークは志の高い主君の胸の内に、かつて伯父がみた夢というものを見つけかけていた。

 

重い雲が立ち込める空をイザークは見上げた。空は遥かマインツにいるヨアヒムの元へと繋がっている。

 

 遠く離れた地でヨアヒムは思い悩んでいた。グスタフ・アドルフ王と共にスウェーデンへ行くべきか…イザークなら一体なんと言うだろうと、ヨアヒムは友の顔を思い浮かべるのだった。

 

感想

 

 ヨアヒムが再告発で捕まってしまうとは。改革委員会め、そう来たか…という感じでした。スウェーデン軍が助けてくれて良かった。

 

スウェーデンは一応プロテスタント派として戦っていますが、この物語におけるスウェーデングスタフ・アドルフは、わりと中立的な考えを持っている風に描かれていますね。彼は信仰に捕らわれるのは古いという考えをお持ちのよう。広大な視野でもって国の繁栄に力を注ぐグスタフ王。彼が築くスウェーデン王国をこの目で見たくなりました。

 

 さて、我らが麗しの朝夏まなと演じるアマーリエ様は、今回一場面のみの登場。オクセンシェルナ伯爵へ宛てた手紙の場面です。

 

ヨアヒムの脳裏に浮かぶアマーリエ様。


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アマーリエ様の声の背景にリュートの音色が流れているという演出が素敵でした。ちなみにアマーリエ様のリュートリュート奏者の佐藤亜紀子さんが演奏されているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

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月組宝塚大劇場公演『エリザベート -愛と死の輪舞-』を観てきました

エリザベート』の醍醐味

 

 小池修一郎先生潤色の『エリザベート-愛と死の輪舞-』は、『ベルサイユのばら』と並ぶ宝塚歌劇の人気作品です。公演する組に関わらずチケットが飛ぶように売れる為、ファンでもなかなか観劇出来ないほど。それほどまで皆に「『エリザベート』だけは絶対に観たい」と思わせるこの作品の醍醐味とは一体何なのでしょうか。

 

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月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

素晴らしい楽曲の数々

 

 シルヴェスター・リーヴァイ氏が手掛ける楽曲の数々はいずれも素晴らしい曲ばかり。曲を聴いているだけで、その曲を歌うキャラクターの心情、置かれている状況がひしひしと伝わってきます。またキャスト全員が努力を重ねてこれらの難曲に挑む為、エリザベート』を上演した組は歌唱力が格段に上がる、とも言われています。

 

細部まで計算し尽くされた舞台セットと転換

 

 外部ミュージカルは知りませんが、宝塚歌劇版『エリザベート』の舞台セットと展開は大変見応えがあります。ハプスブルクの紋章や王宮内の舞台セット、その時のキャストに合わせて伝統を保ちながらも新たに手が加えられ、生まれ変わる煌びやかな衣装。

 

 舞台転換も見事なもので一瞬たりとも場面が途切れることがありません。観客は舞台の世界観にどっぷり浸かり続けることが出来るのです。

 

 またエリザベート』といえば鏡。今回の月組公演のポスターでも、鏡越しに触れ合うトートとシシィの姿が描かれていますね。

 

「最後のダンス」で鏡の奥からトートが出てくる場面。ふっと突然何もないところからトートが現れたように錯覚する演出。「鏡の間」でフランツが歌う「私だけに」のリプライズでは、壮大な音楽に包まれ、観客の期待に満ちた視線を一身に受けたシシィの美しい姿が鏡にぼうっと浮かび上がる仕組み。そこからゆったりと階段を降りてくるシシィから目が離せません。

 

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ギャラリー | 月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 主演男役が演じるトートは神出鬼没で、いつも「え、そんなところから?!」という場所から登場するので、一見の方が見たらいつの間にかそこにいるトートの存在にかなりドッキリするのでは。

 

ちなみに今回の公演で私は愛希シシィの神々しい美しさに見惚れてしまい、うっかり珠城トートが銀橋でシシィを眺めている姿を思いっきり見逃しました。珠城トートはどんなポーズでシシィを見つめていたのでしょうか。…気になる。

 

歴史ある役に挑むキャストの熱演

 

 『エリザベート』の上演が発表されると次に気になるのはその配役です。さすがにトートはトップスターが演じるものと決まっていますが、シシィ以下のキャストは場合によりけり。その配役予想をするのが私たちファンは大好きです。

 

「○○の役はきっと○○さんよ!」という会話がファンの間で実しやかに囁かれるのです。役のイメージにぴったりなスター様も、意外性を感じさせるスター様も…いったいどのような役作りを見せてくださるのか、非常に楽しみで話題は尽きません。

 

 一方、このようなファンの期待を一身に背負ったスター様のプレッシャーは計り知れません。『エリザベート』は一昨年上演20周年を迎えました。「これまで歴代のスター様方が演じてこられた役を、今度は自分が演じる…」。この責任感を全てのスター様が感じておられるのが伝わってきます。一昨年の宙組大劇場公演『エリザベート』初日で感じた、あの肌を刺すような緊張感は今も忘れられません。

 

 このような大きなプレッシャーに立ち向かいつつ、およそ三ヵ月もの間それぞれの役とどっぷり向かい合うキャストの皆さま。日ごとに進化を重ね、回を追うごとにそれぞれが表現したい登場人物たちの個性が浮き彫りになっていきます。溶けあったり、反発し合ったり。そして千秋楽で完成する唯一無二の『エリザベート。その感動はとてつもなく大きく、とても一言では言い表せません。

 

キャスト別レポ

 

若きトップスターが挑む新たな黄泉の帝王、珠城トート

 

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ギャラリー | 月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 ちょっとパンクな見た目の新しいトート像を作り上げられた月組トップスター珠城りょう様。舞台上に登場された瞬間、黄泉の帝王というより全能の神ゼウスをイメージしていました(笑)。珠城さんのトートは”死”だけではなく森羅万象の全てを掌っていそう。一人別次元から小さな世界を見下ろしている余裕を感じました。

 

 この作品に限ったことではありませんが、ちゃぴちゃん程のスターを包み込むことが出来る男役スターは、今の月組には確かに珠城さん以外いないなと。ちゃぴちゃんの迫力にたった一人対峙出来るあの包容力

 

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ギャラリー | 月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

「私が踊る時」の二人のバチバチ感も良かった!。「最後のダンス」ではこれから「メタル・エリザベート」でも始まるの?!というくらいの激しさ。このナンバーで圧倒されたことは数あれど、こんなにもワクワクしたのは初めの経験でした。

 

10年のキャリアを注ぎ込んだ集大成、愛希シシィ

 

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ギャラリー | 月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 なんといっても”愛希れいか様のシシィ”こそが今回の月組エリザベート』一番の見所だ、と言っても過言ではないくらい、磨き上げられた実力を遺憾無く発揮した月組トップ娘役・愛希れいか様

 

 彼女にとって本公演が宝塚歌劇団の卒業公演となります。近年では一番長期に渡ってトップ娘役を務めてこられたちゃぴちゃん。これまで積み重ねたキャリア全てを注ぎ込んで挑んだ、娘役なら誰もが憧れるシシィ役です。

 

 圧倒的な存在感、貫録すら感じさせる佇まいと、同時に感じる清らかな少女性ちゃぴちゃんにしかで出来ないシシィ像がそこにはありました。終始彼女の表情やお芝居に惹き込まれ、終演後も心が震えて止まりませんでした。最後にこの姿を見ることが出来て本当に良かった。

 

シシィを一途に愛する儚げなプリンス、美弥フランツ

 

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ギャラリー | 月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 月組二番手男役スターの美弥るりか様が演じるのはオーストリー皇帝フランツ・ヨーゼフ一世。皇帝というよりは王子様のようで、どこか儚げな美弥様フランツでした。フランツは生涯シシィからの愛を渇望していますが、確かに美弥様のフランツはシシィの愛無しでは生きて行けなさそうだなぁと。「鏡の間」でのお歌やフィナーレの「愛と死の輪舞」リプライズも、フランツの優しさがにじみ出るような歌い方で非常に良かったです。

 

 一時体調不良による休演というニュースに激震が走りましたが、復活後の美弥様はさらにパワーアップ!。再びフランツを熱演されているという情報を聞いてホッとしています。

 

狡猾な暗殺者をリアルに表現、月城ルキーニ

 

 近年稀にみる美貌の持ち主、月組三番手男役スター月城かなと様が今回、満を持してのルキーニ役に抜擢。シュッとした端正なルックスの月城ルキーニでしたが、人間なのに(?)人間では無いような…いい意味で感情の見えないところがルキーニの狂気的な一面を上手く表しているように感じました。

 

お歌はもちろん文句なし。「キッチュ」の場面やパレードのソロでは劇場中にその美声を響き渡らせておられました。元雪組トップスター壮一帆を彷彿とさせる台詞回しと佇まい。かつては雪組の御曹司だった彼女。育まれてきた雪組男役のDNAもキラリと光っていました。そしてあのスカッと感!。癖になりますね。

 

瑞々しいまでにピュアな皇太子、暁ルドルフ

 

 今回の月組公演『エリザベート』で、皇太子ルドルフ役は役替わりで上演されています。やはりルドルフ役はスターの登竜門。出来るだけ多くのスター様に見せ場を作って欲しいですものね。

 

 私は暁千星様のルドルフの回を観劇しました。ありちゃんのルドルフは、なんというか…とってもピュア。ピュアが服を着て歩いている!という感じ。あまりにも生命力に溢れ、「もう生きるあてもない」と絶望してしまうところでは、思わず「まだ死んだらあかーーーん!!!」と手に汗握ってしまいました…(笑)。

 

死のダンスは流石ですね。優れたバレリーナである技術の高さを見せつけました。バレエ『エリザベート』があれば、ありちゃんこそプリンシパルでしょうね。

 

 それにしても前の宙組公演でもそうでしたが、ルドルフ役のスター様はその時シシィとフランツを演じておられたスター様の子供である、という事が大いに理解できる役作りをされているのが面白いですね。今回のありちゃんルドルフも美弥様フランツの優しげな風貌とプリンス感、特に愛希シシィの自由を求める少年っぽさを引き継いでいるなぁ、と感じました。

 

プラスワン月組エリザベート

 

イケメン過ぎる?!輝月マックスパパ

 

 今回シシィの父親であるマックス公爵を演じておられたのは月組男役スター輝月ゆうま様。シシィを演じるちゃぴちゃん、ルキーニ役の月城さんと同じ95期生です。同期親子なんですね!

 

これまでマックスといえば専科のベテランスター様が多く演じてこられた役。輝月さんのマックスは一体どうなるのか……結論、めちゃめちゃイケメンでした!!!(笑)

 

 若々しいながらも落ち着いた安定感のあるお芝居。なんともいえない色気があり、マックスパパは女性にモテるだろうなぁと。そもそも娘にあんなウィンクをさらっと飛ばしていくお父さんいます?!(笑)。あのウィンクには客席で観ているこちらの方が被弾しました(汗)。

 

 自由を愛し、大事な場面でも窮屈に感じるとするりと逃げ出してしまう。趣味に熱心で、いつも遠くを見ているような輝月さんのマックス像に、ちゃぴちゃんシシィとの親子らしさを確かに感じました。この親にしてこの子あり、っていうやつ。それにしてもちゃぴちゃんの少女時代のシシィは活発で良かった。綱渡りしても渡り切っちゃいそうだもんなぁ(落ちるけど)。

 

美しき月組組長の最後の挑戦

 

 ちゃぴちゃんと同じく今回の公演がサヨナラ公演となる月組組長・憧花ゆりの様。演じておられるのは太后ゾフィーです。納得の配役。憧花さんのゾフィー厳格という言葉が一番ぴったりなイメージ。シシィを皇后として更生しようと頭を抱える姑の姿が見てとれました。大胆なアーチを描く眉が印象的。フィナーレでは普通の眉メイクで、ただただ美女でした。

 

二番手娘役の新境地

 

 月組娘役スター海乃美月様のヴィンディッシュ嬢。二番手娘役と言えるほど実力も人気も高い彼女の配役が発表された時は大変驚きましたが、実際に演技を拝見して納得しました。海乃さんのヴィンディッシュ嬢は気が振れているというにはあまりにも清らか。彼女は確かにこの小さな王国(病室)の皇后なのだと感じました。ちゃぴちゃんシシィに抱きしめられ、その腕の隙間から覗いた瞳が忘れられません。

 

見応え抜群のフィナーレ

 

 『エリザベート』はフランツ役者さんの「愛と死の輪舞」リプライズから全員総出のパレードまで、名曲をアレンジしたフィナーレナンバーの数々が魅力です。

 

 まずトップスター(トート)と大勢の娘役さんとの「私が踊る時」のナンバー。ダークグリーンのお衣裳で統一され、アダルティな雰囲気。

 

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ギャラリー | 月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 珠城さんは海乃さんや憧花さん、そして次期トップ娘役が決定している美園さくら様らと濃厚な絡みを披露。なんだか「トート閣下と喜び組を見ているようでした…ドキドキ。その後の男役さんの群舞も「これぞエリザベート!」という感じでワクワクしながら拝見しました。

 

 最後は珠城さんとちゃぴちゃんによるラストデュエダン。ちゃぴちゃんはサヨナラ公演らしく真っ白なドレスで登場。

 

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ギャラリー | 月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

いつものアクロバティックな振りを期待していましたが、それはありませんでした。代わりにひとつひとつのフリをお二人が丁寧に、大切に踊っておられるように見受けられました。ラストデュエットダンスはそのまま二人の軌跡。たまちゃぴ最高です!!!

 

 

 早いもので宝塚大劇場公演の千秋楽が明日に迫っています。台風の接近による休演が心配。どうかキャストの皆様にとっても見守るファンの皆様にとっても悔いの残らないベストな状態で、素晴らしい千秋楽公演を迎えられますように

 

 

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朝夏まなと様『マイ・フェア・レディ』お茶会に行って来ました!後編

 抽選会は宝塚時代のそれよりは短かったですが、当選された方ひとりひとりの目をしっかり見て、満面の笑顔で握手までして下さったまぁ様。これは嬉しいですよね。見ているだけで幸せでした。

 

また、抽選はまぁ様がくじを引いてくださっていたのですが、「後ろの方、待っててね!」と気遣ってくださったり、賑やかにリアクションしてみせたり、みんなが楽しめるように精一杯盛り上げて下さっていました。こういったところも宝塚の現役時代から変わりませんね。ほんとにお優しい…(´;ω;`)♡

 

質問コーナー

 

 事前に回収していた質問の紙が入った籠から、まぁ様が一枚ずつ取り上げて質問に答えて下さるというコーナー。まぁ様はイライザ風の装飾がされた可愛い籠を片手に持って、会場中をゆっくり歩き回りながら読み上げてくださいました。これは嬉しいですね!

 

以下、質問集です(順不同)。

 

  Q:「どれくらい髪を伸ばしたいですか」

   A:「今のところ長くするつもり」

 

 『オン・ユア・フィート!』でまぁ様が演じるグロリアが長い髪を掻き上げるところがあるので、そこまでは伸びないとしても「とりあえず長く伸ばそうかな」と、まぁ様。

 

② Q:「私もまぁ様のように歌が上手くなりたいけど、どうしたら上手くなれますか」

  A:「練習あるのみ!」

 

 「これはお子様かな?」と、ニコニコしつつも男前な回答。

 

③ Q:「両親のことをなんと呼びますか」

  A:「うちはパパ、ママですね」

 

 斬新と言えば斬新な質問でしたが、これ、今回の質問集の中で一番のクリティカルヒット!(笑)。パパ、ママ呼びなの?!可愛すぎる…!。会場のどよめきに「なんで~?!意外?!」と、びっくりなまぁ様。「父上、母上!っぽい?…じゃあ今日から呼ぶわ~(笑)」と言った後の「うっそぴょーん」が可愛くて可愛くて…過呼吸(笑)。

 

④ Q:「イライザがフレディと結婚する可能性はありますか」

  A:「無いな!(即答)」

 

 無いんだ(笑)。ここでフレディ役の平方元基さんとのエピソードも。平方さんは福岡県出身らしく佐賀県にも少し住んでいたことがあるそう。そこでまぁ様に佐賀弁で話しかけてこられるそうなのですが、それに対してまぁ様は「…へー。」といった塩対応(笑)。

 

 また『マイ・フェア・レディ』のラストシーンで、ヒギンズ邸に戻ってきたイライザが「来る前にちゃんと顔も手も洗ってきたぞ」と言う場面がありますが、その時の舞台袖で平方さんが「あー俺も流されたか…。俺の元には来ないのか…」と呟いておられた、というエピソードを教えて下さったまぁ様。

 

これに対してボソッと痛烈な一言をお見舞いされていたまぁ様でしたが、たしか「言わないでね!(汗)」って仰っていたように思うので…黙っておこう…うふふ(笑)。

 

平方フレディ、かなりいい男だと思うんだけれどなぁ。かと言ってヒギンズがとっても好み!ってわけでもなさそうですし。まぁ様は宝塚現役時代も「結婚して欲しいまぁ様の役」としてファンから人気の高かった『TOPHAT』のジェリーも「えー…疲れない??」なんて仰っていたし(『王家に捧ぐ歌』のラダメスも無い!って即答だった)。まぁ様の理想の男性像って未だに掴めないなぁ(笑)。

 

⑤ Q:「実生活でも女性らしく変わられたことはありますか」

  A:「すっごくすんごーく!意識しないと膝が開いてたのが、ちょっと意識するだけで!閉じられるようになった」

 

…ちょっとは意識しないといけないのね(笑)。まぁ様はすっごーく誇らしげでした♡。

 

⑥ Q:「ウィンクと投げキス、今はされたいですか、それともしたいですか」

  A:「後で気分が乗ったらやりまーす」

 

 これは思いっきり「してください♡」の、フリですよね。まぁ様も「してくれって?!こんな中途半端な場所で(真ん中ら辺を通行中)??!と仰っていましたが、我らがまぁ様はどんな無茶ブリにも応えてくださるのです!。

 

しばらくしてから、後ろにあるモニターのカメラに向かっておっきなおめめをパチンッ、と特大ウィンクを披露してくださいました。モニターを見逃した方の声に即座に気が付いて、ちゃんと二回やってくださるところが本当にまぁ様…いつもありがとうございます…!!!。

 

⑦ Q:「今まで見た中で一番好きな舞台、やりたい役」

  A:「『オン・ユア・フィート!』のグロリア。イライザとは全く違う人なので、ギャップを楽しんで頂けるのでは」

 

 この質問にはとても考え込んでおられました。最終的に出てきたのが12月に自身が演じる『オン・ユア・フィート!』のグロリア・エステファン今は目の前の事に全力投球ということですね。まぁ様は「お楽しみになさってください」と仰っていました。

 

⑧ Q:「10年後はどうなっていたいですか、今の夢は」

  A:「この仕事を続けたい。こうしてファンの皆さんと会える時間も持ちたいし、ずっと何かを表現する仕事に携わっていたいと思っています」

 

 超いい質問きた(´;ω;`)ウゥゥ まぁ様の挑戦を続ける姿勢とファンへの想いが伝わり感動。「皆さんと会える時間も持ちたいし」と仰る時の、まぁ様の温かい笑顔が心に沁みます。私も、10年後も20年後もずーっとずーっと、まぁ様を応援し続けるよ~!

 

⑨ Q:「最近お料理はされていますか?。手料理を振る舞った方は?」

  A:「最近は…していません…(小声)…してません!!!(開き直って叫ぶ(笑))

 

これを聞いてすぐに心配顔の真風さんが浮かんでしまいました~(笑)。ゆりかちゃんお母さんだから♡。「まぁ様、ちゃんとご飯食べてますか?」って訊いてそう。これについては愛ちゃんも訊いてそう。「なんなら私作りますから!」って言ってそう。キキちゃんは「私にも作って~」って言ってそう(笑)。

 

 

⑩ Q:「男役の声から女性役の声に変えるのに、どのようなご苦労がありましたか」

  A:「全然使っている喉が違うので。ひたすら喉の筋肉を作ること」

 

 『風と共に去りぬ』のスカーレットや『ME AND MY GIRL』のジャッキーなど、宝塚現役時代も女役をされていたまぁ様でしたが、これらの歌唱は普通のキーだったので、ソプラノの高音を出すのは今回が初めてだったのだとか。喉の筋肉をひたすら作ることを心掛けて努力をされたそうです。現在、毎公演披露されている美しく綺麗なソプラノボイスはまぁ様の努力の賜物ですね。

 

⑪ Q:「可愛いと、キレイ、どちらが嬉しいですか」

  A:「どっちも!!!」

 

 「みなさん可愛いって、綺麗~って言ってくれるんですよ♡」というまぁ様に、早速ヒューヒュー言う会場(笑)。まぁ様可愛い!!!可愛いよ~ぅ!!!

 

⑫ Q:「今一番食べたいものは」

  A:「ストロベリータルト!!!」

 

 劇中でイライザちゃんがものすごーく食べたがっているストロベリータルト。100点満点の回答ですね。ピッカリング大佐が食べているこのタルトは本当によく出来ているそう。とっても美味しそうですよね~♡。

 

イライザちゃんにはあげないで、小鳥のちーちゃんにタルトをあげちゃうヒギンズ教授に「ひっどいよね~」と、ぼやくまぁ様でした。

 

⑬ Q:「幕間には何をされていますか」

  A:「ソファーに座って、ボーーーーーっと、してます(笑)」

 

 ボーーーーー( ゚ ρ ゚ )っと、の言い方が可愛かったです♡。

 

⑭ Q:「描かれるキャラクターがうさぎから猫に変わりましたが、何か心境の変化があったんですか」

  A:「うさぎの、ネタが、尽きたからです!」

 

 まぁ様は「心境の変化」というワードにウケておられました。まぁ様のうさぎさん好きは有名ですが、猫も好きなんですよね(仔猫限定で)。今回もそこは頑なに「仔猫限定で」と仰っていて、そこは変わらないんだなぁ。

 

⑮ Q:「初日前日のお誕生日のエピソードを教えてください」

  A:「通し稽古の後にカンパニーの皆さんがお祝いしてくださいました」

 

 まぁ様のお誕生日、初日前日の9月15日はマイ・フェア・レディ』のゲネプロと会見がありましたよね。通し稽古は17時くらいから始まったそうで、最後のカーテンコールでまぁ様が寺脇さんと腕を組みお家に入っていく場面を終えた後、そのまま舞台袖のお部屋に連れて行かれたというまぁ様。

 

そこには「HAPP BIRTHDAY MANALIZA」と書かれた垂れ幕が掛けられ、お部屋中がキラキラとした装飾で飾り付けられていて、いつの間にか集合していたカンパニーの皆さんが「おめでとう!!!」とお誕生日を祝ってくださったのだそう。まぁ様はよく舞台袖をウロウロされるらしく(笑)、何日も前から皆さんがまぁ様が通らなさそうなお部屋を押さえて、準備してくださっていたのだそうです。

 

(ファンの)皆さんからもたくさんのプレゼントやお手紙を頂きまして、本当にありがとうございました!。今年の誕生日も幸せでした!」と、まぁ様。その笑顔を見る為なら、毎年毎年盛大にお祝いしたくなっちゃいますよね♡

 

今後の予定についてのお話

 

 質問コーナーを終えて再び壇上に戻られたまぁ様は、続けて今後の予定についてのお話をして下さいました。

 

公演スケジュール

 

 9月29日に寺まぁコンビの『マイ・フェア・レディ』東京公演が千秋楽を迎え、その後全国ツアーへ。11月1日の大分公演が大千秋楽となります。そして12月にはいよいよ『オン・ユア・フィート!』が開幕です。

 

まぁ様は「自分にとっての新しい挑戦。イライザとは歌い方も違うのでまた新しい私をご覧いただけるように頑張ります」と、仰っていました。

 

 そして2019年4月には日生劇場にて上演される浦井健治さん主演のミュージカル『笑う男』に出演。この作品は現在韓国でも上演中という事で「いつか韓国にも観に行きたい」と、まぁ様。「ワイルドホーンさんの楽曲が素晴らしい。新境地のダークキャラも挑戦です」と、仰っていました。

 

 9月にはシアタークリエで上演される「リトル・ウィメン」に主演。こちらについてはまだ情報がない(もしくはまだ言えない?)ようで、詳細なお話はありませんでしたが「誰もが知っているお話で懐かしい気持ちになっていただけたら。ブロードウェイミュージカルなので曲も素晴らしい!」と、仰っていました。

 

 11月~12月は東急シアターオーブで上演予定の「シスターアクト・天使にラブソングを森公美子さんとW主演。これについてまぁ様は「たくさんのことを学べるチャンスを頂けるのが本当に幸せなことだと感じています」と述べられた後、

 

「これは来年の12月なので……来年の、12月か(笑)」と、あまりにも先の事に思えるスケジュールに思わず少し笑っておられましたが、「皆さんついて来てください!」と力強く仰っていました。

 

祝!東宝カレンダー入り!!!

 

 他にも嬉しいお知らせが続々と。なんと2019年の東宝カレンダーにまぁ様が掲載されることを発表!(まぁ様は11月。「名だたる女優さんの中に…朝夏が…!」と、興奮気味に仰るまぁ様。絶対買います…というか既に注文しました!(笑))

 

東宝カレンダーのまぁ様のお写真はこちらのサイトでチェックすることが出来ます。

 

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2019年版東宝カレンダー

 

 まぁ様のスタイルの良さ、マニッシュな魅力を引き立たせるショットが素敵。真紅のルージュが白いお肌によく映えてなんとも色っぽいですね。早くお部屋に飾りたい♡。私のお部屋は年中11月になりそうです(笑)。

 

 ちなみに東宝カレンダーは各東宝系の劇場で販売されるほか、通信販売や電話注文も出来るようです。私はHMV&BOOKS onlineで注文しましたよ♪。

 

朝夏まなと フォトブック発売決定

 

 また、まぁ様の宝塚歌劇団退団一周年となる、2018年11月19日にフォトブックが発売されることを発表。

 

こちらのサイトで注文すると、まぁ様の【直筆サイン入り生写真】という特典がついてきます!(※注文期間注意!)

 

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【直筆サイン入り生写真付】朝夏まなとフォトブック(仮)|TOKYO NEWS マガジン&ムック

 

 こちらも早速注文しました!。以下、フォトブックの概要です。

 

 宝塚歌劇団 宙組トップスターとして、輝かしい人気を誇った朝夏まなと。‘17年11月19日、惜しまれながらも退団し、女優として道のりを歩み始めました。太陽のように明るくポジティブで、親しみやすく、飾らない気さくな性格。ファンや宝塚時代の仲間たちからは“まぁ様”の愛称で慕われる彼女。今回は、“初めて見せる表情(かお)”をテーマに、クール、キュート、ナチュラル……と、さまざまな表情を切り取りました。電車や海で無邪気にはしゃいだり、居酒屋でビールをおいしそうに飲んだりと、“日常”を彷彿とさせるシチュエーションや、思わずドキッとしてしまうセクシーな視線も必見です。

 

また、子供の頃から現在、そして未来について語るロングインタビューは、ファンならずとも必読。宝塚トップスター時代の光と影、かけがえのない仲間、退団時の心境、“女優”という仕事について、プライベート、憧れの女性像、ファンとの絆、さらには、初めて語る“恋愛観”まで――秘めた想いをたっぷりと、そして赤裸々に語ります。

 

これからますます輝きを増す、魅力的な人物像を余すことなく閉じ込めた“ファーストフォトブック”。発売日の2018年11月19日は、宝塚を卒業してから、ちょうど1年の記念すべき日…女優として大きな一歩を踏み出した、彼女の新たな決意を記したメモリアル的フォトブックを、是非お楽しみください!

 

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元宝塚宙組トップスター! 朝夏まなとの魅力の全てを凝縮したフォトブックが発売決定!!「私の”今”、”今から”を見届けてください」|株式会社東京ニュース通信社のプレスリリース

 

まぁ様からのコメントも♡

 

16年在籍した宝塚歌劇団を卒業して1年。新しい挑戦続きの今、未来に向かって走り始めた想い。……懐かしい過去も、今だからこそ語れること。そんな私の「今」、「今から」をぜひ、見届けてください。

 

朝夏まなと

 

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元宝塚宙組トップスター! 朝夏まなとの魅力の全てを凝縮したフォトブックが発売決定!!「私の”今”、”今から”を見届けてください」|株式会社東京ニュース通信社のプレスリリース

 

まぁ様の“初めて見せる表情”…。楽しみ過ぎます!。初めて語る恋愛観なんて…ドキドキ♡。発売が待ちきれません!。また、発売日の11月19日には記念イベントも開催されるようです。こちらも併せて楽しみですね♡。

 

 その他にも、ファンが熱望していた”アレ♡”についてもお話があり、会場は大歓喜の渦に包まれました。2019年も、休んでいる暇は全くない!。全力でまぁ様に付いていきます!!!

 

最後のご挨拶

 

まぁ様「久しぶりにお顔が拝見できて本当に幸せでございました。毎日舞台が好きなんだなと思って、お客様と創るその日の舞台を感じることが幸せです」

 

これまでにも増していきいきとしたまぁ様の表情から、本当に充実しているのだなぁ、ということが伝わってきました。まぁ様は「今日は楽しかった~!」としみじみ仰った後、「皆さんも楽しかったですか~?」と盛り上げてくださいました。

 

最後は「また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。『マイ・フェア・レディ』も千秋楽、地方公演まで頑張ります!」と締め括っておられました。

 

まぁ様のことが、もっともっと大好きになった日

 

 名残惜しくまぁ様を見つめるファンに向かって、可愛らしく両手を振って会場を後にされたまぁ様。なんと帰りはまぁ様がお見送りをしてくださいました。可愛らしいイライザのお写真を一人一人に手渡してくださり歓喜!。

 

久しぶりに間近でお会いするまぁ様…♡。おちょこ並みの勇気を最大限に振り絞っておっきなおめめを見上げたら、まぁ様はこちらが目を逸らすまで笑顔のまま、真っ直ぐじーっと見つめて下さいました(感涙)。

 

 帰りのエレベーターで乗り合わせた皆さんが「可愛かった~♡」「幸せ~♡」と口々に呟いていて、みんなおんなじ気持ちだねと、ほっこり。まるでお花畑にいるようでした。

 

 

 その後、まぁ様はご自身のインスタグラムでも「必ず、また開催します!」と言ってくださっていましたね。

 

 

 
 
 
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. 今日の公演も、お客様が盛り上がってくださって、とっても嬉しかったです☺︎☺︎☺︎ . 公演の後、MANA tea party でした✨ 久しぶりにファンの皆様と楽しい時間を過ごすことができて幸せでした💕💕💕 . 来れなかった方もいらっしゃると思うので、必ず!また開催しまーす😆 . そして!! 11月19日、退団一周年記念日に、フォトブックを発売することが決定しました☺️✨ 今の私が思うこと、そして、今からの私について語りました。 いろんな私が詰まっております。 ぜひ、お手にとってみてくださいねー☺︎☺︎☺︎ . #フォトブック #11月19日発売 #撮影楽しかった! #タイトルは審議中 #タナベコウタ さん

朝夏まなと officialさん(@asaka_manato_official)がシェアした投稿 -

 

 

またこんなにも幸せな時間が過ごせるのね…?♡。嬉しいお知らせが届くことを首を長くして待っています♡。

 


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朝夏まなと様『マイ・フェア・レディ』お茶会に行って来ました!前編

 東急シアターオーブで公演中のミュージカル『マイ・フェア・レディにヒロイン・イライザ役でご出演中の、宝塚歌劇団宙組トップスター朝夏まなと。公演期間中に行われた、宝塚歌劇団退団後初めてとなるまぁ様のお茶会に行って来ました♡

 

マイ・フェア・レディ仕様の会場

 

 会場の前には宝塚時代のお茶会と同じようにウエルカムボードが飾られていました。イライザをイメージした装飾が可愛い。

 


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壇上にあるメインテーブルも同様に、イライザ風アレンジ♡

 


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男役時代のお茶会ではいつもシックなお花で飾られていたので、こんなにも可愛い装飾に大感激。まるで娘役さんのお茶会に来たみたい♡。可愛い可愛いと連呼しながらお写真を撮りました。

 

最高にキュートなまぁ様に大歓声

 

 かなりギリギリで会場に滑り込んだので、席についてから間も無くまぁ様がご登場。ふんわり巻かれた髪が、まぁ様が歩かれるのに合わせて肩の上でふわふわ揺れていました。

 

お洋服は黒のセットアップ?もしかしたらワンピース、かも…。白いラインが所々に入っていて、パフスリーブの半袖で襟元にリボンが付いているブラウスに、膝下丈のロングスカート素足にお馴染みの黒いショートブーツを履いておられました。

 

会場にぎっしり集まった大勢のファンの間を、まぁ様はニコニコお手振りされながらゆっくり歩いて前方のメインテーブルへ。あちこちから「可愛い〜!」「可愛い〜!」という称賛の声が聞こえました。

 

 今回のお茶会は中央にお立ち台も置けないほど、前から後ろまでお席がぎっしり。会場の後ろの席の方の為にも、まぁ様の背後には大きなモニターが設置されていました。

 

 壇上に登られたまぁ様は「皆さん元気ですか〜?」と大きく手を振ってくださり、会場は大歓声に包まれました。「こんなにたくさん、ありがとうございまーす!」と、まぁ様もとっても嬉しそうでした。「みなさんと楽しい時間が過ごせる事を楽しみにしていましたー!」と言ってくださり、とても嬉しかったです。

 

まぁ様による弾丸トークスペシャ

 

 一応司会の方もおられた事はおられたのですが、終始ほとんどまぁ様が一人で喋って盛り上げてくださっていました。このようなイベントは既におてのもの?。ファンが一体何を見たくて、何が聞きたいのか…ということは、まぁ様が一番わかっておられるようでした

 

乾杯のご挨拶&相変わらずの飲みっぷりに拍手

 

 まぁ様が手にしておられたのはレモンが飾られた赤いカクテル。あの飲みっぷりからして…(笑)まさかワインではないと思うのですが、もしかしてサングリアとかだったのかな

 

劇中でイライザちゃんは「お酒は一滴も飲んだことが無い」と言っていますが、まぁ様は……うん(笑)。とっても美味しそうに飲んでおられて、三口くらいで無くなっちゃったような…。この見事な飲みっぷりもまぁ様のお茶会名物みたいなものですからね(笑)

 

 「準備はよろしいですか?」と、まぁ様。条件反射で「はーい」と良い子のお返事をしてしまうのはお約束。「はい、いいお返事ですね」と褒めて貰えました(*^^*)

 

まぁ様 「皆さんとまたこうして乾杯出来る日が来たことを、ほーんとに幸せに思っております。今日は楽しい時間を過ごしましょう!乾杯〜♪」

 

キラッキラの笑顔が眩しくて、ペットボトルの蓋を開ける時間すら惜しいくらい、ずっとまぁ様を見つめてしまいました。

 

退団から今までについてのお話

 

 「今日は私のトークショーということで…いっぱい喋ります!」と最初に宣言された通り、まぁ様は私たちがずっと聞きたかったお話を、たくさんたくさん聞かせてくださいました。

 

 まずはファンへの感謝の気持ちを語ってくださったまぁ様。お手紙やインスタグラムのコメントは必ず全部読んでいること、「皆さんの気持ちはたくさんたくさん届いております!」と言ってくださいました。

 

 またまぁ様は退団後からこれまでにあった事を時系列で振り返ってくださり、東宝芸能さんに所属することになり、またこうして舞台や新たなジャンルの自分を表現するお仕事に携わることが出来て幸せです」と、仰っていました。

 

  • 退団後初のお仕事はお正月の番組?!

 

 退団後、まず東京へお引越しされたというまぁ様。そしてなんとそのお引越しの翌日に、あの1月3日に放送されたブラマヨさんと村上さんの番組の収録があったそうです!。これがまぁ様のお仕事第一弾だったのだとか。

 

「いきなりバラエティ!しかも大先輩と!」と、笑うまぁ様。同じ事務所の一路さん、瀬奈さんの先輩お二人はとっても優しくて、収録の間は楽しい時間を過ごせたそうですが、まぁ様はほとんど何も喋れなかったそうです。そりゃあ緊張しますよね!。

 

  • 今後の舞台に繋がる様々なお稽古事

 

 今後控える舞台のために、様々なお稽古を始められたというまぁ様。高音を鍛える為の声楽のレッスンに、身体のバランスを整えるバレエのレッスンやピラティス。さらにはホットヨガや溶岩ヨガなども。今も続けられておられるのでしょうか。

 

  • NYで『オン・ユア・フィート!』を観劇された話

 

 1月にニューヨークとワシントンD.C.を旅されたまぁ様。その頃には12月の『オン・ユア・フィート!』への出演が決まっていたので、まぁ様は全米ツアー中の本場・『オン・ユア・フィート!』を観に行かれたそうです。『オン・ユア・フィート!』は今もアメリカで上演しているんですって。

 

まぁ様は『オン・ユア・フィート!』を2回ご覧になられたそう。「皆さん大好きだと思いますよ、あのノリ!」と、まぁ様。「ラテン、キターっ!!!って感じ。覚悟しておいてください(笑)」との事。うんうん、すっごく楽しみです!

 

 1回目は普通に観客目線で観ていた、というまぁ様。客席も一緒に盛り上がることが出来て、すごく楽しかったそう。楽しいだけではなくて、家族の絆の物語に感動する、とも。

 

英語はあまりわからなかったけれど、演者の「言葉じゃないもの」がしっかりと伝わってきた、と語るまぁ様の目が感動と興奮でキラキラしていて、本当に素晴らしい公演だったんだな、ということが伝わってきました。

 

公演の最後はオールスタンディングでコール&レスポンスがあったそうで、大変盛り上がったのだとか。「皆さんもお得意でしょ?期待しています(笑)」と、まぁ様。まぁ様が喜んでくださるなら、私達なんでもやっちゃう!。

 

ちなみに二回目は演者として観たのであわあわしてしまったそうですが、「これはファンの皆さんに喜んで頂けるんじゃないかな、と思いました!」と言ってくださいました。いつもどんな時も、まぁ様はファンの事を考えてくださっているんだなぁ(感涙)。

 

 その後ワシントンへ行って、ニューヨークへ行って、ミュージカルを8本もご覧になられたそう。「世界は広い、あ、間違えた!…世界は”し”ろい!。ほーんとに、”し”ろい!」とイライザ風の訛りで仰るまぁ様に拍手が起こっていました。ちなみに「マイ・フェア・レディ」はまだ開幕前で観られなかったそうです!

 

  • 『不発弾』の裏話

 

 WOWOWドラマ『不発弾』についてはアウェーな現場で緊張した、と仰っていたまぁ様。確かに舞台とドラマとは全然違いますよね。舞台はじっくりとお稽古を重ねた上で本番になってもお芝居を深めていくことが出来ますが、ドラマは台本を貰って覚えて役の感じをざっくり掴んだら、現場では簡単な紹介の後すぐにリハーサル、即本番!という感じだったそう(汗)。

 

 「「(動揺動揺動揺)………小堀さん!」みたいな感じ(笑)」と、実演してくださるまぁ様。すぐやってみせて下さるところ大好き♡。「はぁ~びびった(笑)」と笑っておられたのも可愛かった!。共演した黒木メイサさんからは細かい表情の使い方など、映像のお芝居について様々なことを学んだそうです。

 

 まぁ様の唯一の心残りは椎名桔平さんに会えなかったこと!」なのだそう。そうなんだ!。劇中で「古賀が、古賀が」と、言っていた割には椎名さんと同じシーンが一度もなく、結局会えなかったのだとか。まぁ様、大変残念そうでした(笑)。

 

  • ファーストコンサート『MANA-ism』、当時の心境

 

 3月にはMANA-ismのお稽古がスタート。コンサートの演出&歌唱指導は荻田先生甲斐先生。荻田先生はまぁ様が研究科4年生の時に初めて主演された新人公演『マラケシュ・紅の墓標』の演出を担当されていました。そして甲斐先生はまぁ様のトップお披露目公演『王家に捧ぐ歌』でも歌唱指導をされていましたね。長いお付き合いのある先生方と、新たなカンパニーとで一緒に創ったMANA-ism。「あの時間は凄く幸せでした」と、まぁ様。

 

 ですがこのMANA-ismの時、実はまぁ様は「ファンの皆さんに受け入れてもらえるのか」、「なんか違うなって思われたらどうしよう」と、不安に思われていたのだそう。千秋楽でもそのように仰って、涙を見せておられましたよね(思い出し泣き)。

 

それでも自分のパフォーアンスを喜んで貰えたら…と、お稽古を重ねてこられたまぁ様。結果、毎公演最高に楽しいステージを披露して下さいました。

 

 また、MANA-ismのメンバーは殆どが初めましての方ばかり。「私もみんなのことを知らないし、みんなも私の事を知らないし。(まぁ様が)どういう人で、どういう歌、踊りをするんだろうと興味津々なのが伝わってきた」と、当時を振り返るまぁ様。みんなでお稽古をする中で「表現することが好き!っていう共通項はどこへ行っても同じだな」と、改めて感じられたそうです。

 

 MANA-ismのメンバーの皆さまは、よく私たちまぁ様のファンの事を褒めて下さっていたそう。「まぁ様のファンの人、ほんとやさしい~」と、すぐわかるダンドイ舞莉花ちゃんの真似をして見せて下さるまぁ様(笑)。

 

メンバーのMANA-ism出演後の公演やSNSなどをまめにチェックしたり、そういったファンのエピソードを聞いてまぁ様は「私のファンの人凄いでしょ~」と、お茶目に答えていたそう。

 

「皆さんの存在がありがたい」と、宝塚をご卒業されてからもまぁ様は事あるごとにファンへの感謝を口にしてくださるので、私たちももっともっと応援しよう!と熱くなってしまいます。

 

  • 25ansの取材で知らなかった故郷の魅力に触れる

 

 25ansの取材で佐賀県に行ったお話をして下さったまぁ様。まぁ様は佐賀県のご出身ですが、実際には中学三年生までの間しか地元におられなかったので、もう宝塚で過ごした時間の方が長いのだそう。

 

なのでこの取材をきっかけに、まぁ様も知らなかった佐賀県の新しい挑戦や取り組みを知ったのだとか。「佐賀、すごい頑張ってるじゃん!…上からなんですけど(笑)」と、お茶目に笑っておられました。

 

25ans関連のお仕事ではLANCOMのローズの夜会についても触れておられました。その他にも様々な取材を受け、「いろんな人に出会って刺激を受けた」と、仰っていました。

 

 

 お話はNHKオーディオドラマ『暁のハルモニア』でのエピソードへ。声だけで演じる役の全てを表現するお仕事。こちらも難しかったそうです。

 

 まぁ様は「アマーリエ様、新境地だったでしょ?」と、笑っておられました。確かに!。いきなり人妻子持ち!(笑)

 

また共演者の皆さまはミュージカルの第一線で活躍しておられる方ばかり。まぁ様は3話からのご出演だったので、我らのアマーリエ様は出番まで他の方々の収録を見学していらしたそうです。

 

「共演者の方々の表情がストレートに声に乗って変わっていく様を、その場で盗んで勉強していた」というまぁ様。ラジオを通して初めて聞いた自分の声にもびっくり!。「これ誰?!」って思われたそうです(笑)。そうかなぁ…まぎれもなく、まぁ様の声だったけれどなぁ。麗しのアマーリエ様…♡。

 

 またここでも、今まで知らなかったエピソードをひとつ。まぁ様は元々声にコンプレックスがあったそうで、特に下級生の時はなかなか低い声が出ず、聞き辛かったり声を出しにくいと感じていたのだとか。それをまぁ様は「どうしたらいいんだろうと」ずっと向き合って解消してきたので、すごく声に興味があった!」と、仰っていました。

 

 他の出演者の方々については「皆さんいい声で!」と、褒めておられました。主人公ヨアヒム役の海宝直人さん「甘くて、いい声!」と、絶賛するまぁ様。ヨアヒムと藤岡正明さん演じるイザークとの友情に、アマーリエ様はキュンキュン♡されていたそう。「あぁーいいな、男の友情!。懐かしいな!」と、仰る声が男役(笑)。

 

 

 そして9月16日、まぁ様にとって舞台女優・第一作目となるミュージカル『マイ・フェア・レディ』が開幕。「毎日楽しくて幸せで仕方ないです」と、まぁ様。

 

お稽古の最初は緊張もされたそうですが、共演者の方々のお芝居に興味津々だっそうです。「ここでも皆さんは自分の事を知らないので、ここはやるしかない!。当たって砕けろ精神でお稽古に取り組んでいた」と、仰っていました。

 

 演出のG2さんについてお話も。印象に残ったのは外部の舞台と宝塚との違い。宝塚では演出家は先生で、タカラジェンヌはあくまで生徒です。それが外部では演出家と演者は常に対等。G2さんは細かく的確に演出のこだわりを伝える一方で、演者であるまぁ様にもどう思うかをしっかり聞いてくださり、皆で一緒にディスカッションしながら作品を作り上げたのだそう。

 

 そして公演初日、実は緊張はしなかった、というまぁ様。始まる前の客席の温かさが拍手に乗っていて、「これはイケる!」と、思ったそう。「イケる!」を、まぁ様は『王妃の館』の北白川右京先生風にやってくださいました♡。懐かしい!。右京さん大好き♡。

 

「大丈夫だ!というパワーを皆さんからもらいました、ほんとにありがとうございました!」と頭を下げるまぁ様に、大きな拍手が起こっていました。

 

 また、カンパニーの皆さんも優しくて、これはヒギンズ役の寺脇康文さんだと思うのですが「まぁちゃん、元気~?」と、声を掛けてくださるそう。「お姫様扱いしてくれる♡」と、ウキウキなまぁ様♡。「これ私言ってた方だわ、今まで」と、笑っておられました。確かにそうでした!。これからは皆に愛されるプリンセスなまぁ様♡、が定着していくのでしょうね♡。

 

 

 ここでお話は一区切り。まぁ様が「私も(ドリンクを)飲むから皆さんも午後ティー飲みましょ~」と仰ったので素直に従ったのですが、皆揃ってゴソゴソ午後ティーを取り出す姿が面白かったのか、まぁ様は「ほんとに飲むんだ~!(笑)。あー面白い!www」と、大層ウケておられました(笑)。

 

ぐいっとお酒を煽るまぁ様を嬉しそうに見守る会場のファンに「なんら変わってないでしょ?」と、笑い掛けて下さるまぁ様。見た目はぐっと女性らしくなられても、中身は変わらずあの頃のまま。太陽のように温かくて朗らかで、思いやりがあって優しくて…まぁ様のこういったところが本当に大好きです。

 

 

 

抽選会&質問コーナー~お見送りまでのお話はレポ後編に続きます。

 

 

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ミュージカル『マイ・フェア・レディ』初日公演観劇レポート その⑤

イライザが居なくなり、大パニックのヒギンズたち

 

 翌朝、イライザが居なくなったことに気が付いたヒギンズ教授ピッカリング大佐の部屋の扉を叩きます。心配そうなピアス夫人と「そりゃあまいったねぇ」と繰り返すピッカリング。ヒギンズはあっちへ行ったりこっちに来たり、とんでもない動揺ぶり。

 

「昨夜イライザを虐めたのでは?」とピアス夫人に責められるヒギンズですが、さっぱり見当もつかない様子。そりゃあそうでしょうね。「これだから女は!」「男の方がいい!男はいいぞ!」と文句を言いながらも、ヒギンズとピッカリングは警察に手配したり内務省に掛け合ったりと、あの手この手でイライザを見つけようと大奮闘

 

警察にイライザの瞳の色を尋ねられたピッカリングが言いよどんでいると、ヒギンズが部屋から勢いよく飛び出して来て「茶色だ、茶色!」と叫びます。よーく見てるんだなぁ、イライザのこと。また、イライザの髪の色も思い出せないピッカリングに、これまたすかさず部屋から出てきたヒギンズが「茶色だ茶色!あーーーーーっ!、茶色ーーーっ!!!」と叫ぶように訴えていて、その必死ぶりが微笑ましいです。

 

 この後、ピアス夫人に「イライザを見つけてくださいね、旦那様が寂しがります」と言われたピッカリング「寂しがる?ヒギンズが?寂しいのは私だよ…」と言って、屋敷を出て行くところが好きです。ピッカリングにとってもイライザは大切な娘のような存在だったのですね。

 

ヒギンズとイライザの心のすれ違いがもどかしい

 

 その頃イライザはヒギンズのお母さんのお屋敷に客人として招かれていました。舞踏会から帰った夜のことをヘンリーママに話すイライザ。「よくやったの一言もなく?」と、イライザに対する息子の態度にほとほと呆れてため息をつくヘンリーママ

 

そこへ何も知らないヒギンズが駆け込んできます。ちょこんと椅子に腰掛けているイライザの姿を見つけて、「…お前!」と、飛び上がる寺脇ヒギンズに客席から笑いが。真面目に驚いているのが面白い。

 

 ヒギンズに向かって「紅茶はいかが?」と優雅に微笑み掛けるイライザ。そんなイライザにヒギンズはイライラMAX。馬鹿げたことは終わりにしてすぐ家に帰るよう命令します。

 

「そんな言い方では誰も靡きませんよ」と、ヘンリーママに窘められ、ふくれっつらをして見せる寺脇ヒギンズ。ヒギンズ教授ってなかなかいいお年の設定のはずですが、こうしているとまるで少年のようです。イライザのに向かって言いたいことを言えずに、彼女の背後でくーるくる回って見せるところ(「ヘンリー、おやめなさい」と、ママに窘められるヒギンズ教授)もなんだか可愛い。

 

 ここでヘンリーママが席を立ち、ヒギンズとイライザを二人にします。「ヘンリー、私があなたなら話題は二つに絞るわ~。天候と、健康」と、かつてのヒギンズの言い方をまねるヘンリーママ。また、ヘンリーママが去っていくときにこっそり、イライザに向かってガッツポーズをしてみてせていることに後々気が付きました!。ヘンリーママはどこまでもイライザの味方ですね。

 

 さて、こうして二人きりになったヒギンズとイライザは、お互いの持論をぶつけ合います

 

イライザ 「(ピッカリングは)花売り娘を貴婦人のように扱ってくれた」

ヒギンズ 「私は貴婦人でも花売り娘のように扱う!」

 

それはドヤ顔でいうことではないかと…(笑)。

 

「どう扱われようが悪態つかれようが構わない。殴られて痣になっても平気。でも、無視して通り過ぎるのはやめて!」と訴えるイライザが切ない。

 

 イライザの想いを受けてヒギンズも、「君は僕が君無しでやっていけるかどうかについては、考えてみたことはあるか」と、非常に遠回しな告白をぶち込んでくるのですが、イライザはこれを突っぱねます。

 

イライザ 「私の声を録音したでしょ。寂しくなったらそれを聞くといいわ。機械なら傷ついたりしないから」

 

ヒギンズ 「君の心までは再生できない!」

 

あのヒギンズがここまで言ったらもう十分な愛の告白だと思えるのですが、イライザちゃんも意地を張っている様子。二人ともお互いを大切に思っていて出来ることならずっと一緒にいたいのに、売り言葉に買い言葉で、どんどんすれ違っていくのがもどかしくて切ない。

 

「いつの間にか、あなたを大切に思うようになった」、「ほんの少し親切にしてもらいたいだけ」と、切々と訴えるイライザに対してヒギンズの答えは「君は馬鹿だ!」

 

…もー。それはイライザじゃなくても「そんな言い方ってある?!」ってなっちゃうよ。フレディと結婚する!と言い張るイライザに、またまたイライラし始めるヒギンズ。嫉妬で胸がモヤモヤしているのが寺脇ヒギンズのお芝居からはよくわかります。それでもどうしていいのかわからず、散々文句を言ったかと思うと、最後はぷーっとふくれる始末。

 

あなたしでもやっていけるわ!と、強く歌うイライザに、ようやくやっと「君が好きだ」と絞り出すように告げるヒギンズ。ですがイライザは「さよなら、ヒギンズ先生。もう二度と会わない」と、出て行ってしまうのです(涙)。…もー!!!ヒギンズ教授、「好きだ」って言うタイミングが間違ってる!!!

 

 一人残されたヒギンズが「母さん?、かあさーん!!!」子供のようにママを呼んでいる姿が滑稽(褒め言葉)で面白いです。イライザが出て行った方向を指して「…行ってしまった」、とポツリ。ママには「そりゃあそうよ~」と呆れられてしまうのでした。

 

ここは寺脇さんのひょうきんなお芝居が光っていますね。この「かあさーん?」から「行ってしまった」までの件は別所ヒギンズも同じようにやっているのでしょうか。どちらかというと別所ヒギンズの方が落ち着いたイメージなので、なんとなく寺脇さんのための演出なのかなあとも思ってしまいました。

 

じんわりと胸に温かく沁みるラストシーン

 

 ヘンリーママ宅からの帰り道、「あー!くそっ!」とぼやきながら、「イライザの顔が頭から離れない」と歌うヒギンズ。彼にとってイライザは大切な人なのに、大切な人にどう接したらいいのかわからないんだろうなぁ。可哀想な人。この期に及んでもイライザに届くことのない嫌味を言って、全然スカッとしてないのに「あースカッとしたぁ!!!」と叫ぶところがもう酷いを通り越してなんだか哀れみを感じてしまいます。

 

 書斎に戻ってきたヒギンズ。一人、誰にも見られないところへ来てやっと、それまで張っていた意味のない意地が、ヒギンズの肩からポロポロと剥がれていくのが見えました。

 

ヒギンズはソファに腰かけて、イライザに言われたとおりに、彼女の声を録音したテープを再生しします。しょんぼりと俯く不器用な男の姿があまりにも可哀想で泣けます。ヒギンズ邸にやって来たばかりのイライザの声を聴きながら、幸せな記憶を思い返し、瞳にじんわりと涙を滲ませ、じっと耳を澄ませるヒギンズ

 

 そんなヒギンズの後ろで、そっと扉を開けたのはイライザでした。自分の声をじっと聴いているヒギンズの背中を見て、驚きながらもそっと録音機に近づきます。俯くヒギンズの横顔を見て、くしゃっと泣き顔になるイライザ。録音機の再生を止め、「ちゃんと来る前に顔も手も洗ってきたぞ」と、続けます。

 

驚くヒギンズ。嬉しくて嬉しくて、本当は大喜びでイライザを抱きしめたいだろうにそうはせず、彼は零れそうになる涙を誤魔化すように帽子を目深にかぶり「…ちょうど、スリッパを探していたところだ」と、イライザに声を掛けるのです。

 

「仕方ない人ね」と言わんばかりに小さく吹き出して、泣き笑いの顔でにっこり微笑んだまぁ様イライザ。その頬に光る涙を夕日が照らします。イライザがヒギンズの不器用な愛を受け入れた事が伝わってきました。

 

 微笑み合って近づく二人、そして、幕。24日の公演では幕が下りる前に、寺脇ヒギンズがまぁ様イライザの涙を拭ったように見えました。肝心なところは幕が下りてしまって見えなかったのですが、幕の向こうで優しく涙を拭ってあげているヒギンズと幸せそうに微笑むイライザを想像したら…最高です!!!(´;ω;`)。

 

まぁ様から投げチューのプレゼント♡最高にHAPPYなフィナーレ

 

 外部の舞台のカーテンコールではキャストの皆さんが歌ったり、ということはありませんが、じっくり一人一人に拍手を贈ることが出来るのがいいですね!

 

 寺脇さんが先に階段を降りてこられ、後から登場されるまぁ様を盛大に振り返ってくださったのが嬉しかったです。寺脇さんはまぁ様の事をお姫様としてだけではなく、きちんとスターとして扱ってくださるので私は感無量です。

 

 競馬場のお衣裳を纏って、最後にゆったりと階段を降りてこられたまぁ様。笑顔がキラキラ眩しい!。キャストの皆様に温かく迎えられるところも、ひとりひとりに目線を送るところも、トップスターだったあの頃となにも変わりません。そのことがとても嬉しかったです。

 

舞台中央で一礼したまぁ様は、その後両サイドのオーケストラの皆さんに拍手を送り、長い腕を広げて合図。キャストの皆さんがわっ、とまぁ様の元に駆け寄って横一列に。前田さんとお茶目に微笑み合っておられたのがとても可愛らしかったです。

 

 初日は寺脇さんとまぁ様のご挨拶がありました。寺脇さんはしっかりとご挨拶を述べられた後、隣のまぁ様に向かって「それではこの方に一言頂きましょう。宝塚退団後初ミュージカルとなります、朝夏まなとさんです!」と紹介してくださいました。

 

「女優さんですね!」と寺脇さんに言われて「はい…♡」と、ちっちゃく答えるまぁ様が可愛い!。ちょっぴりふにゃっとした女の子っぽい仕草も見られて眼福♡。

 

 まぁ様は「皆様本日はご観劇ありがとうございます。今無事に初日の幕を開けることができてホッとしております」

 

「この素敵な作品に出会えたこと、こんなに素敵なカンパニーの皆さんと一緒にこの作品を作れたことを本当に幸せに思っています。この気持ちを持って千秋楽まで頑張りたいと思います」と、今の率直な気持ちと意気込みを述べられ、

 

「初日に足をお運びくださった皆さまが温かく見守ってくださって、たくさんの笑い声とたくさんの拍手を頂けたことを一生忘れません」と感謝の想いも語ってくださいました。

 

翌日の別所さん&さーやちゃんチームの事にも触れて「『マイ・フェア・レディ』チーム、一丸となってこの作品を愛し、千秋楽まで一回一回大切に努めたいと思っております。これからもよろしくお願い致します」と、挨拶を締められたまぁ様。相変わらず素晴らしい、完璧なご挨拶です。

 

「本日は、ありがとうございました!」の一言がとても懐かしくて涙が出てきました。ちょっぴりトップ時代を思わせる言い方♡。

 

 カーテンコールでは舞台中央を目がけて両側の袖から駆け出してくる寺脇さんとまぁ様。お二人はにっこり微笑み合って両手を取り合い、そのまま客席に目いっぱい手を振ってくださいました。客席はスタンディングオベーション、拍手喝さい。その様子を眺めているまぁ様の瞳は涙で光っていて、ちょっぴり泣きそうになっておられるまぁ様のお姿に貰い泣きしてしまいました。

 

「ありがとうございましたー!」と、何度も手を振ってくださる寺脇さんとまぁ様。何度目かのカーテンコールで、寺脇さんとまぁ様が腕を組んでお屋敷の中に入っていく演出が素敵。お似合いのカップです。

 

 また、最後の最後にまぁ様は、宝塚現役時代にそうしていたように客席に向かって大きな投げチューを贈ってくださいました。今までのカッコよすぎるキメキメな投げチューではなく、両手を広げて可愛らしくハートを飛ばすまぁ様♡。そんなまぁ様に、悲鳴に近い歓声を上げるファン一同(笑)。まぁ様の投げチュー、いつだって私たちの大好物ですものね!。

 


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マイ・フェア・レディ』初日、まぁ様からたくさんの幸せを頂いた一日になりました。

 

 

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